第一部 1章 日本人とは何か
2章 文字の創造
3章 律令制の成立
4章 神話と伝説の世界
5章 仏教の伝来 ・・・・いまここです
以前から「ことば」に興味がありますので、第2章は面白く読みました。
ボクはどちらかと言うと、漢字を音読したり訓読したり、沢山の同音異義語を使いこなしたり、そちらを面白く思うことが多かったのですが、今回、”かな”文字にあらためて注目しました。
梅棹忠夫さんなど、漢字を極端に少なくして、かな中心の文章を書く人にあらためて注目です。
江戸時代の読み本というのは、かな文字中心で、多くの人に読まれたとか、戦前までは漢字には大体フリガナが振ってあったとか、
いろいろ思い出します。
ボク自身は、漢字を見た時、一瞬で大体の意味が分かった気になれる。ひらがなだけでは、2,3回読み直さないと意味が分かりにくい(どこにどういう漢字を当てればいいのか分かるとはじめて意味が通じる)ので、かなの値打ちに気づいていなかったようなところがある。
かなの発明が、日本の存在である。これがなければ、日本は存在しなかった。
という意味の事が書かれてある。
”そうなのか” 目からウロコである。
・・・・・・・
ふと気づけば今年ももう10日余りである。
あ