下巻第17節 キリシタン思想の影響 まで進みました。
上下二巻本を手に入れて正解でした。また読む元気が出てきました。
此処には「不干斎ハビヤン」(1565~1621)という日本人の事が書かれてある。
彼は禅僧として教育を受け、やがてイエスズ会に入り、その後棄教した。
たしか、この部分はもうかなり以前、まだ山本七平さんが健在であった頃、何かの雑誌で読んだことがある。それで、本になったら読みたいと思っていたのだが・・・ボクの関心が逸れて行ってしまったのでした。
ハビヤンには当時かなり注目しましたので、そうとう年月を経た今も、まだおぼろげに覚えています。
この前の第16節「鎖国」は果たしてあったのか も面白かったですが、ここも面白い。
「日本人」を考える時に、このハビヤンという当時の知識人は注目です
(ハビヤンは明治時代初期まで、有名人だったようです。
明治までの有名人で忘れられてしまった人は結構いるようですね。・・・戦前まで有名で、戦後消された人もかなりいる・・・。文化でも、似たようなことが起こっているのでしょう)
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曇り空です。気温は高い。草木はずいぶん芽を出してきました。
近くに山がないので、色の移り変わりは分かりませんが、日が長くなり、太陽の位置も高くなってきているように思います。
明日あたり、近くの池に白鳥を見に出かけようかと考えています。
☆ 同音異義語ということでは、キリシタンが、切支丹或いは吉利支丹あるいは鬼利支丹などと。その時々の文脈の中で使われていたようだ。無色透明で使いたいときは、カタカナでしょうか