昨日のつづきのような・・・

昨日は、寒い日の後ということもあり、陽も差し温かかったので、眠くて眠くて

後が続けられなくなってしまいました。

歳をとってからは、そういうことが多い。さらに、心臓を病んでからは

寒さが応えるので、部屋を暖かくするようにしている。

それで、頭がハッキリしないことが多いのである。

 

大体真夜中2時ごろには目を覚ます。そのあとは、眠れないことがほとんどで、ぼんやりしていることが多いが、一昨日などは、足先が冷えてしまい目が冴えて、良寛さんのことなど思ったり(この朝は室温5℃)・・・今朝は、『殺人者』のことを考えるともなく考えた(室温8℃)。

そして、やはり少しだけでも、つづきを書こう、と。

 

昨日の午後考えていたことが何であったか、もうハッキリとは思い出せないが、それとは少し違うと思う。

 

主人公が刑事の場合、何が何でも、犯人を捕まえなくてはならないので、殺す前に、お縄になることが多い。読者が犯人に同情していた場合(例えばボク)、残念!と思う。

しかし、木部さんは、フリーライターなので、犯行は完遂されてしまう。

まあ。作者の望月さんが、犯人に同情しているとは思わないが、木部さんは当事者ではないのだ。

 

犯行を完遂して、捕まらなかったら、犯人はその後どうするのだろうか。

ちょっと気になるところである。

『殺人者』の場合、その私室は整頓されていて、生活の匂いがしない。ということは、

心の大切なところに空虚を抱えて、生きてゆくということだろう。子どもたちを教えることで、それが埋められることがあるのだろうか。

神のいない世界で、自殺するとは思えないので、生きては行くのだろうが・・・

 

『神の手』もそうだったが、神様に無縁の世界で、生きているような・・・

(広い世界に解放される機縁がないので)他者と交わることが難しい。

今回も、強制的に切断されて、もう結ぶということはあり得ないような・・・

神さまに無縁だったら、もう少し、緩くて自由でもいいように思うのだが、そうすると、そういう人はあまり犯罪を犯すこととも無縁になってしまうか

 

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