2023-11-17から1日間の記事一覧

『陶淵明伝』吉川幸次郎著(中公文庫)

読むのは3度か4度か やはり、よく書かれている。詩を読むというよりは、詩をとおして 陶淵明の伝記を探っているという感じである。 同時代の権力者劉裕とその周辺の人物と、陶淵明の関係などが縦軸になって 話は進む。 『始めて鎮軍参軍となり、曲阿を経し…