『進化的人間考』 と 牡丹の写真2葉

なかなか面白かった。ただ、図書館から借りた本で、急いで読んだので、未消化感がある。

この本は、近くの図書館(水戸市の)の蔵書ではなく、他地域(水戸市外の図書館)から借りてもらった本ということで、期間延長は出来ない。

 

人間だけが繁殖し、人間に一番近いといわれているチンパンジーは、生息環境が狭まり絶滅も危惧されているという。

何処が違うのか。

チンパンジーに言葉を教えると、たくさん覚えるらしい。そして、自分の欲求を満たすために言葉を使うことはする。しかし、話し合ったり会話を楽しんだりはしないらしい。

新しい共通語が作られたり、記号が作られたりという方向が、感じられないようだ。

 

ヒトが、アフリカから出たのは、追い出されたのかもしれない、という説もあるようだ。チンパンジーが、住む環境がどんどん狭まってもそこから離れられないことを思うと、快適な環境に住んでいたなら、移動はしないかもしれないと思う。移動するというのは、移動せざるを得なかった・・・移動するには、未知の環境で、一人では、生き残れない・・・

 

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