2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『残酷な世界の本音』

最近YouTube動画を見ていて、福井さんの話に頷くことが多かった。 それで、最新刊の本を購入した。 まだ50ページほど(序章 日本人はヨーロッパの勢力図をなにもしらない)読んだところ、ボクには少し難しいかもしれないが 興味深い。 第一章 民族「追放」で…

 『知ってはいけない』(講談社現代新書)

さいしょは別の話題。 YouTube動画『ミアシャイマー シカゴ大学教授 「ウクライナはすでに敗北した」 山中泉という人が、アメリカのテレビ番組に登場したミアシャイマー教授の発言を解説したものである。今年の2月20日ごろのテレビのようです。 ミアシャイマ…

『危険な思想家』 

まあ。「人権」という言葉は、水戸黄門の印籠のように、働く。確かに。 何か言おうとすると、周りは慌てて、止めに入る。やめておいてくれ! 確かに。下手に反論すると、おかしなことを言ってしまい、墓穴を掘るかもしれない。論争に慣れていない場合は、黙…

『危険な思想家』(双葉文庫)

次何を読もうかと考えていた時に、この表紙が目に入った。 これはA・デューラーの絵である。デューラーは好きなので、この絵は記憶に残っている。それで、本の内容というより、表紙に惹かれて、読み始めた。 ボクにはすこし難しい。が、最後まで読めるだろ…

『老子』(朝日文庫)

久しぶりに目を通した。 よく知っている言葉がたくさんある。玄之又玄。和其光 同其塵。天地不仁、聖人不仁。上善如水。抱一。大道廃有仁義。などなど。 それは『荘子』より多いかもしれない。 でも、ボクはどうしたわけか、老子はあまり好きになれない。 人…

夢の中で

何かを蹴飛ばした。と思ったら、現実に寝床の中で、机か何かを蹴飛ばしていた。足先が痛くて目が覚めた。 ”何か”を蹴飛ばしたというのは、急激に姿を変えたからである。最初は卑屈な人間のように見えたのだが、すぐにランプ(手塚治虫の漫画の登場人物)のよ…

どんな杖がいいのか 使って見なければ分からないだろう。 今は軽いほどいいが、だんだん耐荷重性が気になるに違いない。余り軽いものは不安かも知れない。 あれこれ思いながら、いろいろ見て、結局これにした。 値段は外したいのだが、方法が分からない。ボ…

書くほどの事でもないかもしれないが

そんなことを考えると、何も書けなくなってしまうので これで、歩くのが難しくなってしまうのかな? 杖を持って歩くべきなのか それとも、歩くのではなく、体操を考える時期が来たのか ここしばらく、週二回のペースで、3キロほど歩いてきた。それが、たま…

今朝起きての感想 かな?

昔のことを思い出すことが多いのだが、書くのは憚られる。というのも、 思い出したことを書こうとすると、嘘が混じるような気がする。本人は、嘘を言いたいわけではないのだが、自然に混じる。その嘘は大体自己正当化の匂いがする。 理由を考えてみるに、思…

ちょっと休憩

ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を読もうと思ったのは;昔、探しても、高くて手が出なかったので諦めていたのでしたが、そのことを、数十年ぶりに思い出し、今は便利なツール、ネットで探したら、ずいぶん安価で手に入ることが分かって、読む気になったのでし…

『荘子』雑篇 第三十二 列御寇篇より

【人間をだめにする最大のことは、自分の徳を徳として意識する心を持つこと、そして心のなかで外にひかれる目をもつことである。心がそうした目を持ったとなると、心のなかで外物を見ることになる。心のなかで外物を見ていると、つまりは外物が心に入ってく…

『荘子』雑篇 第二十五 則陽篇 より

【魏の君である瑩は斉の君である田侯の牟と盟約を結んでいたが、田侯の牟はその盟約を破ったので、魏の瑩は怒って、刺客をさしむけて田侯を暗殺しようとした。魏の将軍であった公孫衍は、そのことを聞くと恥ずかしく思って、こう申し上げた。 「殿さまは大国…

『荘子』雑篇 第二十四 徐無鬼篇 より

【智謀の士は、思慮をはたらかせる必要があるような変わった事件がないと楽しまないし、弁舌の士は、議論をよぶきっかけになることがないと楽しまないものだ。また他人のあらさがしをして明察をほこる人物は、かさにかかって相手をののしるような事件がない…

『荘子』外篇  崔瞿が老子にたずねた。

外篇 第十一 在宥篇より 【「天下を治めるという人為がなくては、人の心をよくすることができないのではありませんか」 すると、老子は答えた。「お前は人の心を乱すようなまねを慎むがよい。人の心は、おさえつければ下にさがり、おだてれば上にあがるもの…