『両大戦間の世界』読み終わりました。 随分時間が掛かってしまいました。 自分の過去を振り返り、「別の道はあったか」と問うとき、 「なかった」と思う。どれほど、恥ずかしい、悔しい過去でも 当時の自分には、何一つ修正することは出来なかったと思う。 …
どこからどう書き始めればいいのか、迷うのだが どうせ身辺雑記なのだから、思いつくままに。 もう20年ぐらい前になるか、檀家がお寺に立ち寄った時など、夜が長くてねえ、という話を聞くことが多かった。 2時ごろには目が覚めてしまって、それからはラジオ…
昨日は、寒い日の後ということもあり、陽も差し温かかったので、眠くて眠くて 後が続けられなくなってしまいました。 歳をとってからは、そういうことが多い。さらに、心臓を病んでからは 寒さが応えるので、部屋を暖かくするようにしている。 それで、頭が…
望月諒子作 新潮文庫 この作品は最初集英社から出て(2004)、のちに新潮文庫に入った(2022)。その時、大幅に加筆修正されたらしい。 ボクはこれで望月さんの作品を4つ読んだことになる。 ほとんどが、木部さんの見立てと警察に逮捕された犯人が一致しない…
この本は二部構成になっていて、 第一部 さらば、神よ Goodbye God 第二部 進化とその先 Evolution and beyond 今、第一部を終えてこれから第二部に入るところです。 第一部の最後は、6章 何が良いことか どうやって決める? ここに、アビーとコニーによる…
『腐葉土』読み終わりました。 読み終わってみれば、なるほどなあ、と思う。脱帽である。 この世が、将棋やゲームの世界なら、さもありなん。 欲張りかもしれないが、神の死んでしまった世界では もう少し、開かれた世界感が欲しいような。 これではかえって…
望月諒子 作 集英社文庫 昨日読み始めて、まもなく一日。やっと半分ほどである。 文のつながりなどで読みにくいところがあり、自然に注意深く読むことになるのだが 一か所、校正ミスを見つけた。近頃の本では珍しい。 ボクはこの作者の作品はこれが三作目だ…
井沢元彦著 徳間文庫 この本は、2011年出版ということになっているが、かなり前、中東で紛争が多発していたころ(1991年に湾岸戦争だからその少し前の頃か?)、本屋で見た覚えがあるので、単行本はそのころ書かれたのだろうと思う。 第一章 和の世界 第二章…
下巻第17節 キリシタン思想の影響 まで進みました。 上下二巻本を手に入れて正解でした。また読む元気が出てきました。 此処には「不干斎ハビヤン」(1565~1621)という日本人の事が書かれてある。 彼は禅僧として教育を受け、やがてイエスズ会に入り、その…
柚月裕子作 徳間文庫 この間頃、望月諒子の作品を読んだ。彼女より評価の高い柚月裕子の作品を読んでみようと思い、さっそく読んでみた。 好みの問題もあると思うが、ボクは望月さんの作品のほうが、肩は凝るけれども、好きである。 この作品は、肩はこらな…
『江戸巷談 藤岡屋ばなし』読み終わりました。 (実は感想を記した文を作成してブログを書いたのでしたが、手違いで消去してしまいました。またやり直す元気がないので・・・ごめんなさい。) 同じ著者の『日本語のしゃれ』(講談社学術文庫) ずいぶん古い…
嬉しいです。 『両大戦間の世界』 ウクライナとロシアの間に、何故フランスが首を突っ込んでくるのか、よくわかりませんでしたが、長い付き合いがあるのですね。 『日本人とは何か』 毎日数ページも進まないのですが、やっと蓮如の一向一揆にたどり着きまし…
昨日届きました。早速、動かしてみました。 悪いところがあれば、一週間以内なら返却できる。・・・ スクリーンに、一点、気になる穴がある。 ・・・それ以外は、問題なしのようだ。 というのも、何も映っていない時には、その点が光って気になるが、何かが…
春が待ち遠しい。 今年は、新しい年を迎えられた嬉しさもあるが、それ以上に 温かい春が、待ち遠しいですね。 初夢の話から: 苦痛の中で、場所を探している。しかしなかなか見つからない。 此処もダメだ。そこもダメだ。何処もダメだ。 そういう苦しい中で…
『蟻の棲み家』と『神の手』を読んだのだが、『神の手』を読んでいて; あれは何時の頃か忘れてしまったのだが、北九州の何処かで、女子高生が、友達を殺して解剖するという事件があった。その後の調べで、最初は自分の父親を殺して解剖するつもりだったが、…
来年もよろしくお願いいたします。 実は、パソコンが故障してしまいました。それで急遽新しい”中古パソコン”を注文しました。ところが、注文を完了してから気づいたことなのですが、業者が昨日から4日までお休みだそうで、届くのはたぶん、早くても6日です。…
渡辺京二さんがなくなりました。 合掌 ぼくはずいぶん昔に『逝きし世の面影』(もう手元にはありませんが)という、そうとう厚い、平凡社ライブラリーだったかな、本を途中まで、読んだ記憶があります。途中までというのは、そこで息切れがしてしまい、他に…
といって、準備もあまりない。 正月飾りは、しない。というのも 鳥取では、とんど焼の折に、正月飾りなどは、手を合わせて焼却していたのだが ここではゴミとして出すことになる・・・これには少し抵抗があるので。 水木しげるの「妖怪大戦争」に、捨てられ…
著者の最初の作品にふさわしい、力作です。 面白く読ませていただきました。 著者が40ぐらいで、登場人物の大半が40そこそこ。背伸びをしていないのがいいです。 四十は不惑の年です。迷いに迷う時期を抜け出しかけた、年ごろのように思います。 同時に、そ…
『日本人とは何か』中断。 理由は、寝転がって読むには少し重い。また、ほぼ中頃に達したのだが、本を開いても、右のページから左のページにかけての数行はとても見にくい。両手で持てばいいのだろうが・・・ 厚すぎるのだ。 それで、『史記』を読み継いでい…
6章 〈民主主義〉の奇妙な発生 第二部 「職の代」から「名の代」へ 7章 武家と一夫一婦制 8章 武家革命と日本式法治国家の成立 9章 武家法の特徴 10章 エコノミック・アニマルの出現・・・いまここ 第8章は、北条泰時が「貞永式目」を定めたころのこと…
第一部 1章 日本人とは何か 2章 文字の創造 3章 律令制の成立 4章 神話と伝説の世界 5章 仏教の伝来 ・・・・いまここです 以前から「ことば」に興味がありますので、第2章は面白く読みました。 ボクはどちらかと言うと、漢字を音読したり訓読したり、…
彼の本は昔、随分読んだ。 彼は、1991年に、ガンに苦しんで亡くなった。そのころは、まだ十分なモルヒネ投与が許されてなく、七転八倒の苦しみであったと、雑誌で読んだ。・・・ ・・・そのころまでに、いろいろ。目に付くものは殆ど。 しかし、亡くなった後…
夕方、どうにも穏やかでないので、オキシメーターを指に付けて見たところ、脈拍は80から90辺りで動いているし、波形は乱れっぱなし。 本当に、一年ぶりに、不整脈が出たようだ。 つらつら思うに、物忘れが激しいことの衝撃から、運転に対しても自信を喪失し…
鳥取の市民税課から、「鳥取から転出した場合には、住所変更の手続きが必要です」とのハガキが届いた。 ナンバープレートはそのまま。鳥取に住んでいることにして、鳥取に税金を支払えばいい、と思っていたら、そうではないようだ。 この間(9月初旬)、車…
小学生に戻ったような感じで、下絵。 消しゴムを使って彫り、はがきに摺った。 消しゴムを彫る、というのは、簡単そうで、難しいところもある。 とにかく柔らかいので、そうとう切れる刀でないと、細かい作業は出来ない。 ネットで刀を探していた折、1.5ミリ…
本当に久しぶりに、”年賀状”を出そう、という気になった。 と言っても、(終活ですべてに”#さよなら”の挨拶をしてしまったので、)もう出す相手は数名しか居ないのだが・・・ 郵便局に年賀はがきを買いに出かけた。そこで「賀正」か「迎春」という文字の ス…
おおよそ2600年まえ。お釈迦さまが、明けの明星を見て、 お悟りを開かれたと伝える日である。 およそ酔うということからもっとも遠い地点に立ち、 ものを見通した。 この日、真珠湾を攻撃した人たちも、先の先まで見通して、作戦を敢行したと信じていたので…
角川ソフィア文庫 著者 加地伸行 これは2016年5月に一度読んだ本である。 そのとき、大いに感心したことを覚えている。 今回、もう一度読みたくなった。 というのも、若い時には一度読むとかなり長い間覚えていたのだが 今は、直ぐに忘れてしまう。いい本だ…
普段はあまり人に出会わない郵便局の傍で、人だかりがしていた。 散歩途中のわたしも止められてしまった。 しばらくすると、陰の方から、盾を持った機動隊のような一団が走ってきて、 目の前で立ち止まった。そこでフィルムを止めたらしく まもなく、通り抜…