2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

文明人が未開人に出合った時

どういう事が起こるか、たしかジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』にくわしく書かれてあったと記憶するが、読んだのはずいぶん昔のことで、内容までは覚えていない。 いま。『人間の由来』を読んでいて、それに触れているところ(p295,296)に出あっ…

ウグイスの鳴き声

一週間か十日ほど前から朝と晩にウグイスの鳴き声が聞こえる。 かれらの散歩道に当たっているのかも知れない。 部屋のすぐ外で鳴いているらしい。おもわず聞き入ってしまう ほんの数回鳴いて離れてゆく。

耳鳴り

夜中に目覚めたら、すごく大きな声でセミが鳴いている。 ニイニイゼミ・・・ミンミンゼミ・・・ ああ、久しぶりに耳鳴りがしているのだ。 普段は気にならない程度に小さい音なのだが、今朝は大音量である。 ずっとこういう調子だと、ちょっと耐え難いな。 ま…

『人間の由来』(チャールズ・ダーウィン)

1年前に読んで、もう読むことはないだろうとおもいながらも、本箱の片隅に立てかけておいた。それを、今回、手に取っている。 前回とは少し違った(といっても、もう前回のことはうろ覚えではある)動機である。 今回は、ダーウィンの観察に、注目している。…

『フラミンゴの微笑』(早川ノンフィクション文庫)

これも、1年前に途中まで読んで、積読となっていた。 なにか、他の本を読み始めて、そのまま戻ってこなかったのであろう。 まもなく読み終わるが、その最後に近いところに 第29章 連続性 そこは「核の冬」というテーマで書かれてある。その前はしばらく「恐…

いろいろ    22日追記

「心電計」の結果について もう1か月ぐらい前のことですが、5日間ほど胸に〈心電計〉というのを張り付けて、不整脈の有無を調べました。 その結果は、病院のほうに報告されていたはずなのですが、病院から何の連絡もなく、(連絡しなければならないほどのこ…

白隠禅師の《ひとりあんま》

数年前、四国の臨済宗のお寺の檀家研修会に参加させてもらった。これは、その折に頂いたいくつかのパンフレットと一緒に入っていたものである。 ・・・多分ご利益は計り知れないと思う。・・・ これに似た(ボクの知っていた白隠禅師按摩の法というのはすこ…

衰歎 衰えを嘆く

十年に三本 歯が抜けた。 わが衰えを嘆くこと 久しい。 天のしめす道理に従って、つとめはげんできたが 今はおそれつつしんで、死の時を待っている。 顔回のような窮乏生活に耐え、 董仲舒のように閉じこもって学問にはげんできた。 前途はなお遠いのに、 余…

昨日、リサイクル図書配布会場に行ってきました。

日曜日ということでとくに混んでいたのかもしれませんが、道路は信号のたびに止められる。さらに、脇から出入りする車も少なくない。 この図書館は、かなりの繁華街の中(そば)に在る。 指定された時間の30分前に着いたのですが、もう5人ほど並んでいまし…

エピクロス

【自然の目的(快)にかんして(貧しく)、むなしい臆見にかんして富んでいる人を見出すのが、普通である。というのは、愚かな人は、だれも、持っているもので満足せず、むしろ、もっていないもののために苦しんでいるからである。ちょうど、熱病にかかって…

『老子』を読んでいての雑感か

この前の記事で「順序がぎゃくになっただけ」と書きました。 順序が逆になったら、普通は困る。例えば、靴下をはいてから靴を履く。これが逆になると拙い。 しかし、逆になっても問題のないことも多い。例えば、足し算・掛け算(引き算・割り算は拙いかな) …

金谷治訳注『老子』

【つまさきで背のびをして立つものは、長くは立てない。大股で足をひろげて歩くものは、遠くまでは行けない。自分で自分の才能を見せびらかそうとするものは、かえってその才能が認められず、自分で自分の行動を正しいとするものは、かえってその正しさがあ…

『遺跡の声』など

『遺跡の声』作者 堀晃 創元SF文庫 ボクは、ときどきSFが読みたくなる。どうしてなのか、考えれば理由は探せるだろうが、探したことはない。・・・もっとときどきだが、スパニッシュギター曲が聴きたくなる時がある。これにも理由はあるのだろうが・・・ 堀…

《リサイクル図書配布》

「貸し出さなくなった図書・雑誌の配布を行います。入場には、事前に配布する整理券が必要です。」 と市報にあり、出かけてみた。今日は整理券をもらうため。 ボクはここしばらく、図書館には行っていない。読む本はすべて買って、あるいは以前買った本であ…

『AI と SF』

『残酷な世界の本音』読みました。 どこも大変だね。激流に流される木の葉の運命。生き残りをかけて必死である。 人が残酷というより、”残酷な世界”の中に生きている、という事なのであろう。 進化論によると、生き物は、隅から隅まで、生き残りをかけて、闘…