2024-01-01から1年間の記事一覧

牡丹が咲き始めました 3

牡丹が咲き始めました 2

小雨の中で撮ったので・・・

牡丹が咲き始めました

『世界は美しくて不思議に満ちている』

長谷川真理子さんの本である。図書館から借りて読みました。 返却期日があり、すでに返却してしまいましたので、面白く読ませてもらったのですが ここに文章を写すことは出来ません。 いまは印象に残っているところを少しだけ。 〈競争から協力へ〉 ヒトにな…

ダーウィンは面白い

『人間の由来』(ダーウィン著)は、次のような言葉で終わっている。 【人間は、自分自身の努力によるわけではないとしても、生物界の最高峰に上りつめたことに対していくらかの誇りを持つことは許されるだろうし、人間がもともとその地位にいたのではなく、…

春ですね

『人間の由来』 第二十一章 全体のまとめと結論 【本書における最も重要な論点について読者の注意を再度喚起するには、短いまとめだけで十分であろう。 ここで展開した考えの多くは、純粋に理論的な推論であり、そのうちのいくつかはおそらく間違っているこ…

『ヒトの原点を考える』 長谷川真理子 著

進化生物学者の現代社会篇 100話 1 ヒトの進化とは 2 ヒトの特徴 3 ヒトとヒト以外の動物たち 4 ヒトと食 5 考えるヒト 6 共感と文化 7 集団の圧力やひずみ 8 地球環境問題 9 進化環境と現代社会のズレ 10 ウィズ・コロナの世界で 11 遠くへ行きたい 12これ…

花・花・花

花まつりの時節である。今日は、お釈迦さまの誕生日 サクラが満開である。 枯れ木の色も変じてきている。 これは水芭蕉であろうか 菜の花は、今が盛り 散歩が楽しい。(昨日は杖を持たなかった。) 残りの人生も、散歩のようなものだ 映る景色を楽しむことと…

口(手)は禍の元、になりかねないのだが・・

先ごろ、若手の経済学者だったか、老人のことで過激な発言をして、CMから降ろされるということがあった。あれは確かに言いすぎだったような気がする。 先日は、どこかの知事が新入公務員に対する訓示で言いすぎて、辞職することになりそうである。 どちらも…

適者生存

全文がコピー出来ればよかったのですが、方法が分からない。それで、最初の所だけ切り取ってのコピーとなってしまいました。 ガーは、一億年前から、姿をほとんど変えていないという。恐竜が滅びたのが、65,000,000年前と言われるので、それよりも更に35,000…

裏切り・騙し

ここしばらく、大谷選手が詐欺の被害に遭ったことが、ニュースのトップであった。 気の毒としか言いようがない。被害金額より、一番信頼していた人に裏切られた精神的ダメージは、どれほどか。想像できない。そうとう大きいはずだ。 騙すより、騙される方が…

文明人が未開人に出合った時

どういう事が起こるか、たしかジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』にくわしく書かれてあったと記憶するが、読んだのはずいぶん昔のことで、内容までは覚えていない。 いま。『人間の由来』を読んでいて、それに触れているところ(p295,296)に出あっ…

ウグイスの鳴き声

一週間か十日ほど前から朝と晩にウグイスの鳴き声が聞こえる。 かれらの散歩道に当たっているのかも知れない。 部屋のすぐ外で鳴いているらしい。おもわず聞き入ってしまう ほんの数回鳴いて離れてゆく。

耳鳴り

夜中に目覚めたら、すごく大きな声でセミが鳴いている。 ニイニイゼミ・・・ミンミンゼミ・・・ ああ、久しぶりに耳鳴りがしているのだ。 普段は気にならない程度に小さい音なのだが、今朝は大音量である。 ずっとこういう調子だと、ちょっと耐え難いな。 ま…

『人間の由来』(チャールズ・ダーウィン)

1年前に読んで、もう読むことはないだろうとおもいながらも、本箱の片隅に立てかけておいた。それを、今回、手に取っている。 前回とは少し違った(といっても、もう前回のことはうろ覚えではある)動機である。 今回は、ダーウィンの観察に、注目している。…

『フラミンゴの微笑』(早川ノンフィクション文庫)

これも、1年前に途中まで読んで、積読となっていた。 なにか、他の本を読み始めて、そのまま戻ってこなかったのであろう。 まもなく読み終わるが、その最後に近いところに 第29章 連続性 そこは「核の冬」というテーマで書かれてある。その前はしばらく「恐…

いろいろ    22日追記

「心電計」の結果について もう1か月ぐらい前のことですが、5日間ほど胸に〈心電計〉というのを張り付けて、不整脈の有無を調べました。 その結果は、病院のほうに報告されていたはずなのですが、病院から何の連絡もなく、(連絡しなければならないほどのこ…

白隠禅師の《ひとりあんま》

数年前、四国の臨済宗のお寺の檀家研修会に参加させてもらった。これは、その折に頂いたいくつかのパンフレットと一緒に入っていたものである。 ・・・多分ご利益は計り知れないと思う。・・・ これに似た(ボクの知っていた白隠禅師按摩の法というのはすこ…

衰歎 衰えを嘆く

十年に三本 歯が抜けた。 わが衰えを嘆くこと 久しい。 天のしめす道理に従って、つとめはげんできたが 今はおそれつつしんで、死の時を待っている。 顔回のような窮乏生活に耐え、 董仲舒のように閉じこもって学問にはげんできた。 前途はなお遠いのに、 余…

昨日、リサイクル図書配布会場に行ってきました。

日曜日ということでとくに混んでいたのかもしれませんが、道路は信号のたびに止められる。さらに、脇から出入りする車も少なくない。 この図書館は、かなりの繁華街の中(そば)に在る。 指定された時間の30分前に着いたのですが、もう5人ほど並んでいまし…

エピクロス

【自然の目的(快)にかんして(貧しく)、むなしい臆見にかんして富んでいる人を見出すのが、普通である。というのは、愚かな人は、だれも、持っているもので満足せず、むしろ、もっていないもののために苦しんでいるからである。ちょうど、熱病にかかって…

『老子』を読んでいての雑感か

この前の記事で「順序がぎゃくになっただけ」と書きました。 順序が逆になったら、普通は困る。例えば、靴下をはいてから靴を履く。これが逆になると拙い。 しかし、逆になっても問題のないことも多い。例えば、足し算・掛け算(引き算・割り算は拙いかな) …

金谷治訳注『老子』

【つまさきで背のびをして立つものは、長くは立てない。大股で足をひろげて歩くものは、遠くまでは行けない。自分で自分の才能を見せびらかそうとするものは、かえってその才能が認められず、自分で自分の行動を正しいとするものは、かえってその正しさがあ…

『遺跡の声』など

『遺跡の声』作者 堀晃 創元SF文庫 ボクは、ときどきSFが読みたくなる。どうしてなのか、考えれば理由は探せるだろうが、探したことはない。・・・もっとときどきだが、スパニッシュギター曲が聴きたくなる時がある。これにも理由はあるのだろうが・・・ 堀…

《リサイクル図書配布》

「貸し出さなくなった図書・雑誌の配布を行います。入場には、事前に配布する整理券が必要です。」 と市報にあり、出かけてみた。今日は整理券をもらうため。 ボクはここしばらく、図書館には行っていない。読む本はすべて買って、あるいは以前買った本であ…

『AI と SF』

『残酷な世界の本音』読みました。 どこも大変だね。激流に流される木の葉の運命。生き残りをかけて必死である。 人が残酷というより、”残酷な世界”の中に生きている、という事なのであろう。 進化論によると、生き物は、隅から隅まで、生き残りをかけて、闘…

『残酷な世界の本音』

最近YouTube動画を見ていて、福井さんの話に頷くことが多かった。 それで、最新刊の本を購入した。 まだ50ページほど(序章 日本人はヨーロッパの勢力図をなにもしらない)読んだところ、ボクには少し難しいかもしれないが 興味深い。 第一章 民族「追放」で…

 『知ってはいけない』(講談社現代新書)

さいしょは別の話題。 YouTube動画『ミアシャイマー シカゴ大学教授 「ウクライナはすでに敗北した」 山中泉という人が、アメリカのテレビ番組に登場したミアシャイマー教授の発言を解説したものである。今年の2月20日ごろのテレビのようです。 ミアシャイマ…

『危険な思想家』 

まあ。「人権」という言葉は、水戸黄門の印籠のように、働く。確かに。 何か言おうとすると、周りは慌てて、止めに入る。やめておいてくれ! 確かに。下手に反論すると、おかしなことを言ってしまい、墓穴を掘るかもしれない。論争に慣れていない場合は、黙…

『危険な思想家』(双葉文庫)

次何を読もうかと考えていた時に、この表紙が目に入った。 これはA・デューラーの絵である。デューラーは好きなので、この絵は記憶に残っている。それで、本の内容というより、表紙に惹かれて、読み始めた。 ボクにはすこし難しい。が、最後まで読めるだろ…