2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

読書の目的・効用

ダーウィンやグールドの本を、内容の一部は相当古くなっていたり、現在は否定されてしまっている考えも多いのだろうなあ、などと考えながら読んでいるのだが、 それをボクは面白く読んでいる。 新しい知識を得たいという気持ちが失せたわけではないのだが、 …

『平家物語』

平氏にあらざれば人にあらず、といわれるほどに、平氏一門が栄え、 その陰で、出世を妨げられたと思い鬱屈した人々が、集い集まり 酒の席で、瓶子(へいし)を倒して、憂さを晴らしていた・・・ あるとき、それが清盛入道に知られることを恐れて、密告する人…

読書中の本のこと

食べて、寝て、後は読書と。 だから、書くことも限られてしまう。 ここしばらく進化論関係の本を読んでいる。寝床の中で、思うともなく思ったことは この地球で、適者と言えるものは何だろうと考えた時に、 どうやら昆虫と鳥なのではないかと。 かなりちいさ…

『パンダの親指』

読みました。ちょっと時間が掛かりましたので、どんな話だったか、ほとんど忘れてしまいましたが。 その時々の、時代的偏見抜きに科学を語ることは出来ないのではないか、というようなグールドの考え方が印象的でした。 たしか、『ダーウィン以来』で;マル…

読書中の本など

まだ『種の起原』も『人間の由来』も、『パンダの親指』も、途中なのだが 同時に『神と科学は共存できるか?』を読み始めた。 これは、グールドの最後の頃(1999年出版)本のようである。グールドはアスベスト粉塵による中皮腫で60歳(2002年5月)で亡くな…

読書中の本など    写真追加

『金属と日本人の歴史』を終え (なかなか面白い。個人的には仏像、とくにあの大きな奈良の大仏や鎌倉の大仏に触れているところ。原料集めから制作まで、どうして作ったのか、当時の人の苦労や作り方の推理や、が興味深かった。ただ、制作に携わった人々の犠…

『芭蕉入門』

【 うぐひすや餅に糞する縁の先 おもしろい。 】 面白い?・・・そうかなあ、気の毒な、と思ってしまう。・・・ 似たようなことはあるよね。 面白い?・・・一水四見(同じ水が、立場が違えば違って見える)という事かな?ボクにはそうでも、他人にはまた別…

桶谷繁雄『金属と日本の歴史』講談社学術文庫

裏表紙 文庫になったのは2006年、原本は1965年発行。 内容は:目次 はじめに 第一章 原始の生活 第二章 草薙剣 第三章 古代における鋳造と冶金 第四章 鉄を作る 第五章 歴史の中から 第六章 鐘の作り方 第七章 奈良の大仏 第八章 刀の歴史 ・・・ いまここ …