『脳はなにを見ているのか』読み終わりました。
第五章、第六章は、やはり私には難しかったが、全体を通して、面白く読めました。
心がモノを見ている、とは思っていても、その細かいところは想像できませんでしたが、朧げに分かってきました。
最後の方で「将来、鉄腕アトムを作ることができるか」という問いが出てきた。
これは、ほんの数ページだが、アイザック・アシモフのロボットシリーズのテーマとも重なって、なかなか興味深い。
すこし前に読んだ『ヒトの目、驚異の進化』も、文章がすこし読みにくかったのですが、内容は興味深かった。
生命のない物質のなかに、生命を吹き込む不思議な力が宿っている(エーテル)・・・という考えは、たしか18世紀ごろに否定されたのだが・・・鉄腕アトムを創り出すことが可能かどうか、という話になると、似たような考え方が復活する可能性はあるのだろうか
最近は、こういう分野のことは飛躍的に分かってきているようで、一般人にも分かりやすく、出来るだけ正確に、書いてくれる人がもう少し(あと数人)増えてくることを期待したい。
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今朝は寒かった。此処は雪には縁がなさそうだが、そうとう冷え込む。風も冷たい。