約60分×16回
内容は、改過遷善 過ちを改めて善に遷る
このドラマも,やはり、例によって、そのままでは悪人なのが、今回は交通事故によって、記憶の一部を完全に失って、過ちを改めて善に遷ることになる。いつものパターンをしめす物語である。
法律の話そのものはあまり分かったとは言えないが、韓国のお金持ちの事情がすこし分かって、まあ、面白い。飽きずに最後まで見た。
私がこのドラマを見た切っ掛けは、主役の弁護士が、私の知人によく似ていたので、最初から好感が持てた、というに尽きる。
どこがどう似ているかは言えないが、たぶんボクの友達がこれを見れば、だいたい誰も、よく似ているなあ、と言うだろう。
そうそう。お父さんが亡くなる前に、父子の和解が出来て好かったね。父と息子の物語が経糸であるから。
ところで、この前書いた『暗数殺人』について、もう少し補足したい。
考えるに;あそこに出てくる刑事だが、ああいう刑事はまず日本にはいない。世界の何処にも居そうにない。稀有な刑事である。実話に基づいているということだから、そういう稀有な刑事の物語として描かれたのだろう。
犯人も珍しいが、でも、数は少ないだろうが、似た人は結構何処にでもいるようにも思う。
完全犯罪は、人知れず行われるものだろうが、露見するには、それなりの足跡(というか自己顕示)が必ずある。
露見しないなら、ドラマにもならない。しかし、そういう犯罪は結構あるのではないかと考えさせられた。
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『変種第二号』読みました。
それぞれ面白かった。とくに、アシモフと違い、ロボットに対してとても否定的なところが注目されます。「ロボット工学の三原則」など片鱗もない。
『ターミネーター』を思い出したところもありましたが、『変種第二号』に出てくる、ロボットは、ちょっと怖いですね。
いまどこの国でもロボットの歩兵とかドローン爆弾とか研究していますが、ここに出てくるような殺人兵器(クロー)も、おおいにあり得るなあ、と。
たぶん人間はそういう兵器は積極的には作らないだろうが、ロボットがロボットを作るようになれば、ありそうだな、と。
あの憂鬱な時代を思い出しますね