昨夜は疲れていたので8時前に布団に入った。眠れなくてもいい、身体を休めようと。
ところが、胸が苦しい。胸と言っても、左胸か・・・?
(数日前から、何か閊えているようで、胃がんを疑っていたのだが、胃がんなら放っておけばいいと思っていた)
脈をとってみた。跳んでるではないか!
4回に一回、五回に一回、三回に一回・・・15回に一回・・・
落ち着こうと思ったが落ちつけない。
ボクは一人暮らしで、近所づきあいもない。発見されるのは1か月後というのは嫌だな。迷惑かけるだろうなあ・・・、などと思う。
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30分ほど悶々としていて・・・明日近くの掛かりつけの医者に行こう、あのクリニックは土曜もやっているから、・・・と思い、また布団に横になる。
・・・横になると、どうも胸が苦しくなる・・・朝までこのまま???
堪えられるか?
救急車を呼ぶことにした。
脈拍は98,血圧は197,と、108,とか。随分興奮してますから、と答えたが、ちょっと情けない。(これでは血圧が上がりすぎだ)
20分余りの救急車の中で、とりあえず何があっても見ていてくれる人が居るので安心したのだろう、血圧は130余り、最低は88まで下がった。
ま、こんなものではないかな、普段計っていないので分からないが。
病院では、点滴をし、心電図を取り、採血し・・・CTとレントゲン写真を撮った。
12時近くまで、自分の心音を聞いていた。心音も乱れはあるものの、かなり落ち着いてきたようなので、精密検査の予約を入れて、帰途に就いた。
トロポニンⅠ定量の値がそんなに高くないので、心筋梗塞の恐れは低いと思います、とのことであった。(自分のこととしてこういうことを聞くことになったのだなあ)
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70を越えると、ごぼう抜きのように、ズボッ、ズボッと、間引きが始まる、とは私の師匠の言葉だが・・・わたしもいよいよ、その間引きの候補に上がって来たかな。
5年日誌を書き終えて、まだひと月にもならないが。
それにしても、今のような救急車もない時代にも、不整脈はあったはずだが、不安だったろうなあ、彼らは。
ま。人は何時かは死ぬ。それはどうにもならない。しかし、独り身だと、死期が予期できればいいなあ、と思う。身辺整理が出来るからだ。そこにいくと、心臓というのは・・・あまり時間が与えられないかもしれない。
勿論、こうなった今は、命のロウソクの火がゆらめき始めた、と思う。
まあ、翌日か翌々日には発見してもらえるように、なんらかの連絡手段(あれ、連絡が来ないな、と気づいてくれるような方法)を考えなくてはならないなあ。
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ストレスが引き金だとすれば、あれぐらいの読書でこんなことが起こるのだ・・・・マルコ効果ならぬ、バタフライ効果???