狭心症のこと

一昨日の真夜中、目が覚めた時、はげしい動悸があり、手の指先までドキドキしていたが、それがしばらく続いた。

はじめてこういうことが起こった時、ボクは動転してしまい救急車を呼んだことを思い出したが

今回は様子を見ることにした。

・・・いつものように脈は跳ぶ。胸(鳩尾辺り)に圧迫感がある。

 

夜が明けてから病院に行くことにした。

前の病院から渡された資料を持ち、病院に出かけた。おそろしい混みようで少し心配になったが、1時間半ほどで、検査をすることになり、主治医の診察を受けたのは2時間ぐらい経ってからであろうか。

 

若い先生である。

前の主治医は、冠攣縮性狭心症を疑っていたようだが・・・といいながら、いろいろ説明してくれた。心電図、レントゲン写真ともに異常は認められない。血液検査の結果は、全部そろうのは明日になりますので、あすもう一度来てください。

 

ということで、家に帰って「冠攣縮性狭心症かんれんしゅくせいきょうしんしょう」についてネットで色々調べてみた。この日までボクは少し違和感がありながら、労作性狭心症だと思っていたのである。しかし調べて見ると、この冠攣縮性狭心症の症状が自分に近いように感じる。安静時に発作が起こることなど・・・これは結構ヤバそうだなあ

 

寒さとかストレスとかがよくないと書かれてある。

どうやら、激しい動悸が起こったのは寒いところで長時間寒さを我慢していたのが引き金になったようである。それで、ピアノ教室に寝起きするのは春まで延期して、前の部屋に戻ることにした。ピアノ教室では石油ストーブを使っていたが、前の部屋ではエアコンが使える。

 

今日、診察を受けて、ボクの症状はまだ大したことはないような感触であった。境界線すれすれのところで、いろいろ起こっているような・・・。

例えば、コレステロール値は、LDLの値をHDLの値で割った数値が、1.5以下が望ましいが、ボクの場合は2.1。3以上だと問題だが、今のところ許容できる。

実は前の主治医はこれを下げようとして薬を処方していたらしいのだが、ボクが拒絶していた(酔ったような症状・・・多分身体が熱を帯びるのだろう・・・が出るので止めたいと言って)・・・これは我慢すべきだったのかも知れない。

 

その他いろいろ。この若い先生は、丁寧に教えてくれるので

ボクが気になっている”脈が跳ぶこと”を話したら

それは「期外収縮」というらしく、一日に何千回も起るなら問題だが、それほどでないなら気にしないでいい。それは心臓の問題ではないと。・・・ボクの場合は、そんなに長時間脈を取っていたことはないのだが、数分間から推測するに、多分1000回以内だろうと思うので この心配はしばらく忘れることにした。

 

心臓というのは、大事だからだろうが、(気にし始めると)少しの異常も気になる。これを過大にも過小にも評価しないで、淡々と対処するのは難しそうである。

 

考えて見るに、最初の発作は、去年の1月下旬であった。今回は、急に寒くなった12月20日。・・・冬が要注意の時期のようである。