『AI と SF』

『残酷な世界の本音』読みました。

どこも大変だね。激流に流される木の葉の運命。生き残りをかけて必死である。

人が残酷というより、”残酷な世界”の中に生きている、という事なのであろう。

 

進化論によると、生き物は、隅から隅まで、生き残りをかけて、闘う運命の下に

生きている。

宇宙の果てまで見通せるようになってきたのだが、天体の世界も、神様の世界などではなく、銀河同士が闘っているらしい。大きい方が勝つに決まっているらしいが、闘えば無傷というわけにはいかないようだ。闘いたくなくても、重力があるので、避けられない。

 

まあ。自分に戻って考えてみるに、大過なく役目を終えて、老後を平穏に過ごせれば、文句なしということであろうか。

積極的に闘いに参加する道もあるが、できるだけ避けるという道もある。ボクはどっちだったのだろうか

 

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『ChatGPT』が話題になって数年たつ。近頃は、検索もAIがやっているようで、もう無視してはいられないので、AIに絡んだ”SF”が読みたいな、とおもっていたら、それらしい題の本が見つかったので、読むことにした。

勿論SF作家の書いたものだから、ひねりが利いていて、愉しいだろうと思う。

去年5月にでた。ハヤカワ文庫JA