日曜日ということでとくに混んでいたのかもしれませんが、道路は信号のたびに止められる。さらに、脇から出入りする車も少なくない。
この図書館は、かなりの繁華街の中(そば)に在る。
指定された時間の30分前に着いたのですが、もう5人ほど並んでいました。
私は、並ぶ意味が分かりませんでした(たぶん指定された時間には十数人しか入場しない)ので、図書館の中で、本を見て暇をつぶすことにしました。
見るだけで借りるつもりはありませんでしたが、見て回っている間に、つい手に取って、2冊ほど借りてしまった。
一冊は『魯迅選集 第一巻』(岩波書店)・・・ときどき、ボクは自分は阿Qに似ているのではないか、と思うことがあるので、若い時に読んだ魯迅をもう一度読んでみたいと思っていたことを、この時思い出したのである。
もう一冊は『哲学の歴史 第二巻』(中央公論新社)
『エピクロス』を読んだばかりなので、手に取った。最初の数ページに目を通したところ、すごく読みやすい。
こういう本があることは知らなかった。全12巻に別巻として年表、総索引がある。2007年に刊行されている。
ボクは、今のところ第二巻の一部分だけ読むつもりで借りてきている。
5分前ぐらいに列に並んだ。まもなく住所・氏名を書く紙を渡された。最後に、本と一緒に受付に渡すということなので、入場券のようなものであろう。
もう100人ほどが好きな本を選んだ後なので、期待はしていなかったが、それでも4冊ほど貰って帰ってきた。その一冊は
これは楽しめるかもしれない。書家に向けて書かれた本かも知れませんね
今は、2週間で返却しなければならないので、借りたほうの本を読み始めている。
『哲学の歴史』総論を読み、第一章 エピクロスと初期エピクロス学派 を読んでいる。なかなか面白い。『エピクロス』を読んだ後なので。