懐かしい名前が並んでいるので、読み始めた・・・どうやら1978年の鼎談集である。
おそらく、黒子の編集者がいたと思うので、鼎談というより座談と言った方がいいのかも。
何故、いまごろ文庫になって出てきたのか、とちょっと思うが、気にせずに読む。
ボクの世代は、この3人の書いたものはいくつか読んでいる、懐かしい人たちだ。
大雑把に7つのテーマで話し合われているが、わたしは、「黒幕の条件」と「”すき”の構造」を読んだところである。
一回読んだだけでは分からない、というか、何回読んでも分からないかもしれない。ま、全部はわからなくてもいい。
「”すき”の構造」であぶりだされた‹日本人›というのも、考えさせられる。いいとかわるいとかという話ではなく、あれこれ思うきっかけになるね。
同時に、『日本の朝鮮文化』と『この国のはじまりについて』(司馬遼太郎の参加した座談集)を読もうとしている。
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すこし元気が出てきた。本を読もうという気になり始めたのである。
ただ、散歩は休みがち。風邪の根が残っているような感じで、夜中に咳が出て目が覚める、あるいは目が覚めて咳が出るのか・・・用心している。
夕方、白湯にハチミツを垂らして飲んでいる。
どのぐらい効果があるのかは知らないが、気休めにはなるだろう。