宮城谷昌光『三国志』文春文庫

確か去年の今頃、ボクは『通俗三国志演義』(岩波文庫)を読んでいた。

・・・最後の頃、晩年の孔明プーチンに似ているなあ、と思いながら読んだのを記憶している。あの頃、同時に、以前よく読んでいた〈陸游〉のことも思い出していた。

 

そして、今。宮城谷さんの『三国志』を読もうとしている。宮城谷さんの『三国志』は去年、続けて読もうと思い購入してあったものである。

去年は、ページをめくり始めたのだが、読もうという気が失せて、そのままになってしまった。それが、今回、次は何を読もうか(読んでいる最中の本も10冊近くあるのだがね)本箱を眺めていて、つい手に取ったところ、読み始めてしまったのである。

 

随分難しい漢字が多く、威圧感があるのだが・・・まあ、大体は、漢字を見ていると、読みと意味が推測できることは有難い。

「モース警部」と「ルイス刑事」の会話を聞いていると、モースがラテン語を知っている(学術語は大体ラテン語けいゆなのだろう)ことで、ルイスを黙らせる場面が多いが・・・日本語の有難いところだね。ボクは大体ルイス並みだから

 

演義』ではなく『正史』の文章が下敷きになっているのかも知れない。とにかく見たこともない漢字がつぎつぎ出てくる・・・

 

手元に第四巻まであるのだが・・・そこまで行けるかどうか

 

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『アジア読本 トルコ』に【トルコは、世界有数の親日国である。これは個人のレベルでも、国のレベルでもいえることである。云々】とある。p52

 

そのトルコで地震が起こり、悲惨なことになっている。

一週間が過ぎた。一部で治安が悪くなってきているようだ。

昨日、日本の医療チームも活動を始めたというニュースが流れた。

 

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太陽の位置がずいぶん高くなってきた。