彫刻の講習 2回目

先生は、みんなが次々相談に行くので忙しそうでした。

ボクは、合間を見つけることが出来ず、結局先生には相談できませんでした。それで、自分の判断で、地蔵菩薩の制作に取り掛かりました。

 

材料の木に下絵を描くのに必要なので、33㎝に10の目盛りが打ってある、昔ながらの定規を買いました。曲尺という。一寸とか二寸とかいう目盛りの・・・㎝の定規で計れないことはないのですが、ちょっと面倒ですので。

 

また、ちいさなノコギリも買いました。

これも、キワ刀だけで削りだせないことはないが、能率が上がらないし、説明文に沿って作業を進めていく方が簡単なように思います。なにしろ初心者ですから。

 

ノコギリを入れると、クスノキを使っているのですが、ずいぶんいい匂いです。

クスノキの色はあまりいいとはいえない。色はヒノキがいいですね。匂いもいいはずです。

 

ノミのように使う、大きめの丸刀も注文しました。これをノコギリの後に使い、大雑把な形を切り出す。

 

多分お地蔵さんはこれで行けると思うのですが・・・。

随分道具も増えてきました。・・・ノコギリで切ったり、彫刻刀で削ったりしていると、下絵がどんどん消えて行ってしまうのですが、ある程度の所で、消えた線を書き直さなければならない。どういうことになるか・・・最初の絵から少しづつずれていくようにも思います。

このための道具もあるはずなのですが、ゆくゆくはそれも必要かもしれません。今は無くてもいいように思います。

 

・・・・・・・・

 

そうそう。今日は新人が一人入ってきました。また、見学させてほしいという人が見えました。会館の下の階でお花の展示会が開かれていましたので、その流れで見学に来られたのか・・・お友達がいたのかも知れないですね。

 

・・・・・・

 

『幕末動乱の男たち』彫刻の講習を受けに行く往復の汽車の中で読んだ。

今日は当番(準備)に当たっていたので、すこし早く出かけなければならなかった。通勤時間と重なるかもしれないので、車を使うのは止めました。通勤時間帯の車の動きは少し違うので、流れを乱したくないという気持ちがあります。

 

平野国臣』の項読み終えた。海音寺潮五郎は、平野さんが好きな様ですね、どうも。私も、好きになりました。実に爽やかな人ですね。

『清川八郎』に入りました。海音寺潮五郎は、清川さんが嫌いな様ですね、どうも。ハッキリそう書いたところがあります。

私は好きなのですがね。ちょっと張ったり屋さんのような気はしますが。

 

・・・・・・・

 

今日は暑かったですね。風は爽やかなのですが、陽ざしがきつかった。

これから数日はこんな天気でしょうか・・・