確かにこころに余裕がないからだが・・・
何故余裕がなくなったのか・・・
・・・・
考えるともなく考えた。というか、浅い眠りの中で、とても嫌な夢を見た。
その夢は、この怒りを爆発させている夢であった。踏みとどまらないで
爆発させている・・・
それで、考えざるを得なくなったということである。
切っ掛けは、将棋盤と将棋関連の一切、をヒトに譲ったことである。
理屈は、昨日書いたとおりである。が
感情は、「すこし寂しい」程度ではなかったということである。
・・・もう何処にもオレの場所はない、という思いである。
この世での居場所はもうないのだ、と。
遊ぶために生きてきたのではないであろうに・・・まだ読書も残っているのに・・・
そう感じたのであろう。こころの深いところで。
いままでは、捨てられるものは意識的に捨ててきた。しかし、どうしても捨てたくないものが有る。
それが、外堀を埋められて、しがみつき、怒りを発散させたのであろう
老人がよく切れるという。・・・それも、似たようなことかもしれない。
というより、まさに「それ」であろう。
赤ん坊はよく泣く。状況が把握できなくて、困って助けを呼んでいるのだろうが
近頃はそれを邪険にされている記事を時々目にする。まあ、親にもこころの余裕がなくなっているのだろう。
・・・・・
こういう事は正直、書きたくない。隠しておきたい。
しかし、蓋をすると、夢に現れるのでは、それも困る・・・
それで、一応突き止めた原因を書いておこうと思ったのである。
我が宗の教えは「放てば(手に満てり)」あるいは「放下著」なのであるが
・・・その実践はなかなか難しいということである。
現実に爆発しないでよかった。(爆発して好い事は一つもない)
・・・しかし、予断は許さないであろう。
別々解脱なり。ハラダイモクシャを尊重すべし。
・・・引き金はこの蒸し暑さだなあ・・・サマセット・モームの短編に
この夏の蒸し暑さに誘発されて戒律を破ってしまう神父の話があるのだが
気が緩むと、危ういなあ。気を引き締めないと!!