昨日、2か月振りで仏像彫刻の教室が開かれた。
参加者は少なかった、6割ぐらいか
欠講の時には連絡はあったが、教室を開講する連絡はなかったので、忘れている人も居たのかも知れない。ボクは当番に当たっていたので、出かけた。出かけて正解であった。
久しぶりに作品を講師に見てもらい、ついでに、彫刻刀を研いだ。
電動砥石なので、丸刀も切れるようになった。
11月に作品展をやることも決まった。
集まった人はいつもより少なかったが、久しぶりなので、けっこう話が弾んだようで賑やかであった。
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大黒天を本を見ながら彫っていて、どうしても分からないところが次々出てくる。
そういう時、ネットにある大黒天の画像を見ると、分かることが多い。
たとえば、耳はどうなっているのか、本の絵を見ていてもどうしても分からなかった。それが、ネットの画像を見ていたら、耳たぶがひょうたんのように膨れているのが分かった。それから、ネットに溢れる画像を見ているうちに、本ではどうしても読み取れないところは、画像を見て想像したように彫ればいい、という気になってきた。
過去に大黒さんの像を見たことがないわけではない、が、彫ろうとして起こる疑問に答えられるほどにはハッキリ見ていなかった、ということである。(・・・モンタージュ写真を頼まれたりしたら、ボクは完全にお手上げであるなあ。)
また、側面図などを見ながら立体を想像力で構成する力もボクには欠如しているようである。ため息