観ました。全10章。感想は、微妙
18歳以上の印がついている章もありますので、大人向けなのだろうと思いますが
ちょっと引いてしまうところがあります。
それでも我慢して、全部を見ました。が、観ながら、
それに即して考えることはあまり出来ませんでした。
「アマゾンズ」では、作中人物に共感できることが多かったのですが
「ブラックサン」では、それはちょっと難しかったということです。
何故でしょうか。
ストーリーに無理があるからではないか、と思います。
或いは、大人というのは子どもではないから作中人物に共感したりはしないで、距離をとって冷やかし気味に見るのが普通なのだろうか。
それなら合格かな。
近未来ならかなり荒唐無稽な設定も許容範囲だが、近い過去となると、それは難しい。かなり遠い過去ならまた許容できるのだが・・・現代に近い過去は・・・
帝都大戦とか妖怪大戦争のような映画なら面白く見ることが出来るのに・・・。
何故でしょうねえ
・・・・・・・・・
フィリップ・K・デイック。なかなか面白い。
ボクは彼の作品を読むのは初めてなのですが・・・多分多くの作品がドラマになっているかドラマの一部に使われているか・・・なにしろ古い作品ですから・・・
何処かで読んだことがある気がします。
でも、ボクは近頃ではそれでもいいのです。
古い作品は映像で見ると本当に古ぼけて見えるのですが、これはSFでは致命的とは言わないまでも興味が半減します。が、本だと古いとは思いません。例えば電話など、映像だと、未来の話なのに古ぼけた電話など出てくるとちょっとね。本では気になりません。ケイタイが出てこなくても、気にならない。多分想像力で補うから。
服装にしてもそう。家具にしてもそう。
今の本はもうすぐ終わるので、彼の本をもう一冊読もうという気になっている。