今年は蠟梅が咲き始めるのが少しだけ早いような気がしていた。
この一日、夕がたに一輪咲いたのを写真に撮った。
今朝見たら、もう小鳥に食べられてしまっていた。
例年のことではあるが、南天といい蠟梅と言い、小鳥に食べられてしまうのが少し早いような気がしている。2月ごろには何を食べるのだろうか。新芽かな。
鳥取にいたころには、私の植えた桜の木が花を咲かせるのを楽しみにしていたのであったが、2月ごろになると、鷽がやってきてほとんどの花芽を食べてしまい、ソメイヨシノ桜の花はパラパラまばらに咲く有様であった。
八重桜は少し遅いので被害に遭うことも少なく、温かい時期でもあり、テーブルを出して歓談しながら、八重桜はずいぶん楽しんだことを思い出す。
カラスもずいぶん様子が違う。ここのカラスは、ゴミ出しの日に必ずと言っていいほどやってくるが、追っても逃げない。追う人が少なくなっているのかもしれない。追わないと、彼らは賢いから、こちらの様子を察知して、ますます図々しくふるまうようになるだろうと思う・・・。やがては襲うようになるかも、とも思うのだが・・・いまのところ、やってくるのは一家族だけのようで、カアイソウな気がしないでもないから厄介である。
鳥取にいたころは、いわば里山に住んでいたので、南天が食われようが桜の花芽が食われようがさほど気にはならなかった。おお、鷽が鳴くようになったな、とか、夜中に犬が吠えると、イノシシがうろうろしているな、芋が狙われているな、とか、思うだけのことであった。カラスもみなに追われていた。
同じような景色を見ているのだが、ずいぶん違った観点から見るようになっているのを感じる。(了見が狭くなってきているようだなあ)
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