太極拳クラブ 2 18日添削しました

今日第4回目。少しづつ慣れてきたかな。今日から素足でやることにした。先生のお勧めでもあるし、実際その方が動きやすいというか、ふらふらしない。安定する。

八段錦は、なんとか皆と一緒に動けるかな

八段錦は、準備体操というか、健康法あるいは呼吸法といったもの。

 

24式太極拳は、真似をしながらでも、まだまだ駄目ですね。

脚に気を取られると手が疎かになるし、手に気を取られると、足がダメ。

 

演技は、24の各々の勉強をして:だいたい新しく2つか3つか。このときは先生の動きを見て覚える(といっても、もう頭が悪くなり覚えられない)。つづけて、通してやる。この時は、周りの人の動きを真似しながら動くのだが、動きだけではなく、他の人の様子を見る余裕が出てきた。結構何人も、ボクと同じように、次はどうするか他の人の動きをまねている人も少なくない感じである。

みな先輩ばかりだから・・・それでいいのだ、な。と、あらためてちょっと安心した。

 

そうそう。鮎川さんの推理小説に、鬼貫という警部が出てくるのだが、

この鬼貫警部を主人公とした『刑事 鬼貫八郎』というドラマが、20年ぐらい前にテレビ放映されたらしい。

今はYouTubeで、無料動画として、画質は悪いし途中音が途切れるのだが、見られる。

そこに登場する鬼貫さんは、太極拳が趣味のようである。

 

小説の中の鬼貫警部は独身で、顔つきは頤が張っている。女には全く興味なし、太極拳の”た”もない、ということなのだが、ドラマの中では、丸顔で頭が禿げ、結婚して子供も一人いる。糖尿病で、食い意地が張っている(妻からあの食事制限を受けては無理もない)。

まあ、そういう設定でなければ、家族で愉しく見てもらえないということで、そういう脚本なのであろうが・・・太極拳も、ボクが読んだ限りでは、本には出てこないから、多分そのころ(20年前)太極拳が流行っていたのかも知れない。

 

ボクが初めて太極拳を習ったのは40年前だが、それは、禅道場で、坐禅・立禅・さらに、動禅の工夫ということで取り入れられていたのである。

 

2時間が終わって、帰ると、ちょっと疲れて、動くのは大儀である。万歩計では300歩も歩いていないのですが、ね。

 

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ダーウィンの呪い』(講談社現代新書

読み終わりました。ボクには概して難しかった。

ただ、ヒトラーユダヤ人差別・障碍者差別・人種差別は、イギリスやアメリカでも行われていた差別を、ほんの半歩先まで進めたところに起こった。おそらく、その半歩は民主主義では踏み出せないという事なのだろう。(???)

各国のその推進者は、当時一流の科学者・文化人・各界指導者などであった。

などなど。

今現在の事・近未来の事など、考えさせられる記述が多く見られた。

ふと。この間、人工授精の精子提供者の悩みが、ネットニュースになっていたのを思い出した。彼の精子は人気があり、既に百数十人彼の遺伝子を持った子供が誕生しており、最初の子供は適齢期になろうとしている・・・ボクが父親だとは知らない子供同士が結婚することになったら・・・

あからさまな差別問題とは違うのだが、歪んだ未来が予感される。

 

本の帯に【極上の科学ミステリー】と書かれてあるのだが・・・ミステリーではない。

人間の本性を暴く、《ホラー》と言っていいかも。