寒くなりました

今日は散歩したいな、と思えたので、小雨の中を歩き始めた、が、どんどん降りだし、風も出てきた。仕方ないので、途中で近道をして帰ってきた。予報では、やむような感じだったのだが。

今散歩道の途中で道路工事をしていて、多分一時間に一人か二時間に一人ぐらいしか通らないようなところなのだが、間違って進入しないように誘導のために人が立っている。お金のためとはいえ、ちょっと気の毒である。どれだけ厚着していても、寒さが沁みこむのではないだろうか。声をかけたら、明日は晴れそうです、との答えであった。なかなか前向きな答えである。足元には午前中降った雪が残っている。

 

途中で野菜を買って帰った。萎びたジャガイモ、薹が立っているのではないかと思われるキャベツ、サツマイモである。玉ねぎが一個とニンジンが半分あるので、カレー味の煮物を作ろうかと考えている。サツマイモは、味噌汁のつもり。ちょっと甘いところがいいね

 

心臓は、ときどき存在を主張するが、まあ、無視することに決めたので、無視していると、間もなく落ち着く。多分今日より明日は回数が減るのではないかと期待している。

 

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『ワイマル共和国』考えさせられる。今の日本は、緊急事態の中にあるのだが、多分失業とか補助金とかで国庫が空になったり借金まみれになったりということは、ないのだろうが、国によってはそういうこともあるのだろうなあ

・・・左右の強硬派が増えてくる

 

 

 

影におびえる

つらつら考えるに、病院に居た時には安定していた拍動が家に帰って乱れるということはどういうことなのか。心臓の拍動は不随意とはいえ、心の動揺などで急激に上下する。・・・オレは、一人になった途端に、不安になったということなのかもしれない。

それでも治っていれば不整脈が出るということはないはず・・・である・・・。

 

「疑心暗鬼」が然らしめた?? 多分そうであろう。

そういう事とわかれば、対策は簡単。(心から)手放せばいい。

危険は体が教えてくれる。その時にはニトロールがある。

 

この手放すということは、禅坊主は良く知っている。

 

正体が分かればもう影に怯えることも無い。

幽霊の正体見たり枯れ尾花ということである。

 

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今朝、久しぶりに風呂に行った。先生は‹昨日から›入っていいと言っていたが、ボクは朝風呂派なので更に一晩待った。

伸びすぎた頭を剃った。ケガもなくホッとした。

伸びすぎると、かみそりが詰まり、上手く動かず、怪我をすることがある。

 

風呂上がりに体重計に乗ったら、2キロ余り減っている・・・病院にまる2日いるうちに2キロ減ったのだ。・・・確か血圧も、2日で、140ぐらいから116ぐらいに下がっていた、最低の方も96ぐらいから64だったかに下がった・・・

 

病院では、殆ど寝て本を読んでいたのだから、体重が減るというのは、食事に因るのだろう。三食残さず食べたのだが・・・。病院から帰ってきたのが11時半ぐらいだったが、あの時急に疲れが出たような感じだったのは、腹が減っていたのかもしれないなあ

空腹というのは久しく忘れていた。

 

2キロ減らすのは結構大変だ。せっかく軽くなったのだから、増やさないようにしないといけないな。

 

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『ワイマル共和国』中公新書 林健太郎

 

ずいぶん古い本である。サブタイトルに”ヒトラーを出現させたもの”とある。

この本はすごく読みやすい。

 

ネット時代とグローバル化と民主主義は相性が良くないのではないか、と感じているのだが、つまり、民主主義は危ういのではないか、と感じているのだが、ボクのような知識のないものには、今現在のことはよく分からない。

それでまあ、いろいろ過去の事象を参考までに読んでいる。

 

勿論、『ヒトの目、驚異の進化』も同時進行です。『アメリカ黒人の歴史』はちょっとお休み。

 

 

 

 

退院後一日目

昨夜は最悪だった・・・最悪というのは大げさかもしれないが、救急車を呼んだときとほとんど同じような状態だった。

ただ今回は救急車は呼ばなかった。ニトロールというお守りがあるから。

30分ほども悶々としていただろうか、急に眠気が襲ってきて、やがて眠ったようだ。

 

心のどこかで、これからはこういう心臓とともに歩いてゆくことになる、と納得しようとしているのかもしれない。が、葛藤があるのだ

 

昨日はいい天気だった。退院が祝福されているような。散歩のときに、川に中には鯉が泳いでいた。まな板の鯉ではなく、解放された鯉が。

 

まあ。事態を受け入れる、というのは禅坊主の修行なのだが、今回はすこし時間が掛かるかもしれないな。

今日はすこしゆっくりしよう。

 

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病院で『ヒトの目、驚異の進化』ハヤカワ文庫NF  を読み始めた。なかなか優れた本だと思う。作者についていくのはすこし難しいところがあるが。内容が面白い。素晴らしい。日本人研究者の名前が何人も登場するのもいいね。

 

今半分を過ぎたところ(第三章未来を予見する力)なので、もう少し読み進んでからもう一度触れる。

 

 

本日退院

たった2泊3日の検査入院でしたが、とても疲れました。今回は何となく無事では戻れないかもしれないと感じていましたので。

 

やっと、少し元気が出てきたので思いつくままに:

 

病室は4人部屋。全員心臓病の患者のようでした。すでにペースメーカーを入れている人、またバルーンというのでしょうか、血管を広げるカテーテル治療も受けている人、

もう一人は、そうとうの重症者で、酸素吸入をしているようでした。風呂にも一人では入れないような、歩行も思うに任せないような・・・。

 

「心臓カテーテル検査」については、ネット上には沢山記事がありますから、ほとんど省略。個人的な感想に絞ります。

右手首に局所麻酔をして、そこからカテーテルを挿入する。右肩の上を通っていくのが感じられる。そしてやがて、先端が心臓らしきものに触るのが感じられる(胃カメラを飲んだときの感じのずっと弱い感触であるが、異物が入ってきたことが強く意識される)。胸側から左手付け根の方に斜め上に3回ほど、そこから引き返して胸の方に2回ほど、先端が止まるのが感じられた(その止まったところで造影剤を噴霧しカメラで撮影している)が、じっさいは何か所なのかは分からない。

そのあと、先端はどこかへ移動したが、それが何処かは感じることが出来なくなった。2回ほど別の?造影剤が使われたようで、鳩尾辺りからお尻の方に温かいものが広がってゆくのが感じられた。

 

それで終わりである。

麻酔は右手首だけなので、勿論意識ははっきりしているし、時々そこで息を止めて、とか言われる。自分の心音を聞きながらだが、ときどき乱れる(これは造影剤の影響もあるらしい)。かなり緊張する。私はまな板の鯉で、医者とスタッフにすべておまかせでしたので、比較的冷静でしたが、それでもそうとう緊張していたと思います。

 

終わって。動脈を切っているので、そこに止血のための器具を付ける。4時間ほど、右手を動かさないようにしていなければならないが、これが結構辛い。動かすと、傷口が開いて血がにじんでくる。そうなると厄介なので、出来るだけ動かさないように、と注意されるのだが、4時間は長い。

私のばあいは、1時間半過ぎたあたりで、丁度お昼ご飯になった。パスしたいといったら、食べなければだめ、と言われ、右手はこんな状態だし、左手は点滴の最中で、逆流するかも知れないので余り高く持ち上げないようにと言われていたので、困ってしまった。そしたら、看護士さんが、箸をもって食べさせてくれた。(たぶんこういうサービスをしてくれるところは少ないのではないか。あるいはコロナの影響で、大抵の所では付き添いがいないので、こういうことになっているのだろうか)

 

検査結果は; 何処にも異常は見られない。つまり、血管が細くなって治療しなければならないようなところは見つからなかった。薬も飲む必要はないでしょう。

しかし、では原因は何ですか。いろんなことが重なって、たまたまそういう症状が出たということでしょう、と。

それでは亦こういうことが起こるかもしれないのですね。

コレステロール値を下げるように食事に注意することにします。また

ニトロは、お守りとして持っていることにします。

何年ぐらい有効ですか

まあ、3年ぐらい。

 

手術しないで済んだのは良かったが、原因は特定できなかった。・・・これは遺伝性のものが老齢になって出てきたのかな、と感じている。

 

 

 

今現在。脈をとると、周期が乱れたり、拍が飛んだりする。入院する前とあまり変わったようにも思えない。しかし、知は力なりか。私の感じ方・受け止め方は変わった。

 

 

 

 

 

ちょっとダルい

薬のせいだろうか、コーヒーを飲まないでいるせいだろうか

おそらくは両方関係している。

 

コーヒーは毎日5,6杯は飲んでいたので、それを止めてしまったので、シャキッとしなくなっているのだろう。

血管を収縮させるとなると、飲むことは考えてしまう。鼓動が乱れる、あれはあまり気持ちのいいことではないので。

それでも、毎日一杯は飲んでしまうのだが。

 

薬は、そうとう副作用が強そうだ。肩がこる・顔が赤くなる・頭痛がする・手がしびれるなど。一回や二回で如何ということはないだろうが、これを年単位で服用するとなると、これまた、考えてしまう。

 

まあ。あれをとるか、これを取るか。である。

 

将棋相手のKさんは、ヘビースモーカーである。医者からは止めるように忠告を受けて久しいのだが、止めない。ここにきて、娘さんから、たばこを止めないなら、孫を抱かせてあげない、といわれて、そうとう考えたようである。ボクも、たばこ代を孫のために使ったらどうですか、と言っているのだが。(今はそうとう本数を減らしたようである)

 

ボクのコーヒーも、完全にやめるのは難しいかもしれない。

 

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今朝。風呂で、久しぶりに顔見知りの若者と一緒になった。

軽トラックでカレーを販売している。以前は、半年仕事をして半年旅行に出ていたのだが、今は如何しているか、気になっていた。元気にやっているようで何よりである。

外国には出られないし、カレーを食べに来てくれる客も激減して、一時は貯金を下ろして凌いだらしいが、近頃は一人が食うだけは稼げている、と。(それまでは駅前で店を開いていたのだが、今は方々の場所で、マイクで告知して店を開けているとか)

この厳しい時が何とか凌げれば、立春も過ぎたことだし、これからは大丈夫だろうと思う。風邪ひかないよう頑張れ。

 

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明日入院なので、何日かお休みです。ではまた。

 

 

2月1日

もう2月ですね

気持ちが落ち着かない中で時間が過ぎてゆきます

何人かから、ずいぶん慰めの言葉を頂きました

みんな心配してくれているのですね

有難い事です

 

ボクは体の中の変調に耳を傾け、不安を感じると同時に

いろんなことを思う

 

たぶん誰も似たような経験をして生きている

ぼくは子どもの時心臓弁膜症といわれ、いつも体育は見学だった

ぼくは心臓が肥大していると言われた

誰さんはやはり70頃にたようなことで入院・手術し90過ぎまで元気にしていた

そうなんだ

 

ただ誰も言葉では伝えられないいまここを生きているのも確かなことだ

それは原因・結果の系列とはすこし違っている

長い間黙々と動いてきて、そろそろ休みたくなっているのだろうなあ

多分それは私自身も同じことなのではないだろうか

ただボクは痛いのや苦しいのは苦手なんだよなあ

苦手や不安をもひっくるめて今のあり様なのだから、そのまま受け止めるべきなのではないか

治すのではなく

ここで私はまた間違った方向へ行こうとしているのではないのか

国が決断すべき時に決断を過って(決断できないで)後悔するように

ボクも安易な方に逃れて後悔してしまうのだろうか

なにしろこの不安定な心音を聞くのは辛い、

ますます不安定になっていくそのまま放置し続けることが出来るだろうか

今や治す手立てが確立しているというこのときに。

 

こういう迷いもあと数日

たぶんボクは検査入院をボイコットすることなく

出かけてゆくことだろう

休みたがっている心臓に鞭を当てて何がしたいというのだ?

ただ狼狽え反応しているだけではないのか、という迷いを抱えたまま。

 

治療すれば、今とは違う、また別の時間の流れに入ることになるのだろう

 

 

 

今朝室温3℃

外は多分氷点下。雪は大したことなかった。風は強かったね

例によって寒くて目が覚めた。湯たんぽを入れていたので、3時過ぎ。そのまま起き出した

 

数日内に入院する、まあ、検査入院なのだが、その結果によっては、そのまま継続して入院治療も有り得る。

 

・・・ボクは、ほとんど医者に掛からないで、昔の人のような生活をしてきた。だから齢七十、古来稀なり、という感じで、そろそろかと思っていた(よくここまで生きてきたなあ)。

・・・やはりいろいろ出てきたな、と思うとともに、そろそろだと思ってはいたが、不意打ちだとも感じている。

やはり、思いというのはすこし実際から浮いているなあ、とも。

 

こうして病が出てきたということは、次々いろいろ出てくるのだろうなあ、多分全体的に老化してきているだろうから。

「覚悟している」と言うのは簡単だが、やはりその言葉は少し浮いている。

 

・・・不意打ちの連続なのだろうなあ・・・

 

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飲み薬、副作用が強いようで、飲み続けるか止めるか、迷い始めている。

毎日少しづつ、影響が大きくなってきている。

頭痛とか、肩こりとか、酔ったような体温の上昇、などなど。

とりあえず、明日一日空けて、明後日飲むかどうか考えよう。