『未来の年表』

急性の胃潰瘍になったようだ。胃カメラをのめそうな医者ということで、近くの内科医に行った。

待合室に、テレビのほかに、たくさんの本が置いてある。ほとんどが、読んだことのない本である。背表紙の文字を追っていて、

この『未来の年表』というのを見つけた。SFと思い、手に取った。サブタイトルに、人口減少日本でこれから起きること、とある。講談社現代新書

近未来ハードSFのようである。パラパラとめくってみたところ、ちょっと面白そうなので、タイトルをメモった。

 

ネットで調べてみる。発売して2年ぐらいだが、70万部を売り上げているようである。アマゾンは必ずしも評判は良くないようだが、私のような、近くに本屋のないところに住んでいる者には便利である。古本を買うことにした。送料込みでも半額である。

 

「少子高齢社会」というのがテーマである。・・・本格SFというより、ホラーSFと言った方がいいかもしれない。第一部の最後の頃に「無子高齢化」という言葉が出てきて、ちょっとショックであった。少子はまだしも救いがあるが、無子とは・・・・そして誰もいなくなった、結末だろうか・・・・

 

まだ読み終わっていない。これから第二部に入る。希望はあるのだろうか