「捕物小説名作選」を読み終えた。
なかなか面白かった。こういう本には、多分選者の好みがかなり大きいのだろう。
沢山ある中で、誰を選ぶか、何を選ぶか。
『阿含経典ⅠⅡⅢ』(ちくま学芸文庫)久しぶりに手に取っている。
学問的には中村元氏の岩波文庫が優れているようだが、読み物としては、この増谷文雄氏のものが手に取りやすい、と私などは思う。
『中國思想史』(岩波全書)ずいぶん懐かしい本だ。「ISSEIDO」のシールが貼ってあるので、古本の購入である。1973年10月に5日ほどで読んでいる・・・読めない字が多かったらしく、辞書を引いての書き込みなどが沢山ある。
・・・・まず、今の私にはこれを5日で読む熱意はない。
これらは今回本棚の整理をしていて見つけた本のごく一部である。父の本も自分のもあるが、その時々はどういう思いでその本を手に取ったのだろうか。もう今はすべてを他人事として推測するしかない