ヒトとサル

ダーウィンを読んだついでに、いろいろ読んでいるのだが・・・。

1970年代に、ヒトとサルは驚くほど近いということが分かって、それからはサルを使った動物実験はできるだけ止めようということになったそうである。1980年代になると、動物にできるだけ苦痛を与えない、実験をするようになっていった。

また、ヒトとチンパンジーは、遺伝子レベルで98.77%まで一致することが分かってきたという。(人とサルの違いが分かる本、から)

日本の捕鯨が非難されるようになってきたのもその頃からでしょうか

遺伝子レベルで違いは2%未満という・・・人間同士は遺伝子レベルで誰にも違いはないのだろうか。数値を出されるとそういうことが気になるのだが・・・

 

もう一冊の本、『あなたのなかのサル』この表紙には、人間が、二匹のサルにコントロールされている絵が描かれている。(このイラストを見ると、この本は結構話題になったのではないかと思う。2005年の出版である)

まだ最初の数ページを読んだだけだが、それによると、これは、どうやらチンパンジーボノボのようである。チンパンジーは、荒っぽくて野心的、ボノボは、好色で平和を愛する。

・・・どちらも、人間には(カリカチュア・戯画・風刺画のようで)嫌われそうだから、絶滅していてもおかしくないようだが・・・あまり文明人に接触しないところに隠れていたのだろうか

 

ヒトはうぬぼれが強いから、どちらかというと、チンパンジーに近いかもしれないと私などは思うのだが。

 

どちらも読みやすい文章である。一気に読めるのではないかと思っている。

 

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