曙光 (しょこう) など

今日は坐禅でした。午後ちょっと暑くなってきた。先ほど終了して、パソコンを開いた。

明日将棋の日なので、頭の体操として、棋譜を並べなくてはならないのだが・・・。

渡辺さんと藤井さんの戦いが見られるようなので、これが気になって、先ほどちょっと見たのだが・・・いよいよ終盤に入ってきている。お互いなかなか駒が手に入らないものなのですね。藤井さんは、盤上にたくさん歩が残っていて、取った歩を使うところが余りない・・・。

 

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『曙光』なかなか面白く読んでいます。ニーチェを読んでいると、「当たり前を疑え」という中学校の先生の教えを思い出します。この前に読んでからもう25年ぐらい経過しているので、細かいところは思い出さないが・・・私は自分でそうとう影響を受けているような気がしますね。

 

ま。今読んでいるところから引用を一つ。p122

 

【個人がその幸福を望むかぎり、彼に幸福への道について指令を与えてはならぬ。というのは個人的な幸福は、独自のだれも知らない法則から涌き出るからであり、外からの指令によっては、妨げられ阻止されるにすぎない。・・・・】

 

宗教とか哲学を語ってきて、いま道徳について語り始めたところです。

 

ニーチェゲーテが死んだ頃生まれたのではなかったか。ほとんど同じ時代の空気を呼吸しているようにも思えるし・・・この二人の中では、ルソーがおおきな位置を占めているようにも感じる。が何しろ、読み始めたばかりなので、それ以上の事は何も分からない。

 

ま。いろいろ考えるのが楽しみである。・・・おそらく、ニーチェを最初に読んだのは20才の頃だが、自分の痛いところを抉られているような感じを持ったのではないだろうか。今はそういうことも無く、読み方がちょっと緩いような気がしている。歳を取ると緩む、と一般化するつもりはないが・・・ちょっと寂しい。

 

藤井さん。おめでとうございます。逃げ切れたのですね!!