たしか、木耳‹きくらげ›だけしか食べられないお坊さんの話がある。
どうしてそうなったか、食が尽きたのに寿命が尽きていない・・・(今のボクみたいだ)
食いしん坊で、一生に食べる分はもう食べつくしたのだが、寿命はまだまだ残っている。それで、閻魔さんに≪木耳でも食べておけ≫といわれてこの世に戻された。
たしかこんな話だったかと。
昔ばなしには、腹をすかして食べてはならないものを一人で食べて、報いを受けるという、教訓話がいろいろあるが・・・そのお坊さん版というところであろうか
「一休さん」の中にも、お坊さんが隠れてまんじゅうを食べる話は沢山ある。おぼうさんは食い意地が張っていると見られてきたのだ。
フッとこういうことを思い出したのは、減塩で約一か月過ぎて、物足りなさが応え始めた、ということであろう。
体重は1.5キロぐらい(入院時からは3.5キロほど)減り、血圧も順調に下がり、心臓の存在を忘れる日々を送っている、のだが・・・食事の後に、物足りなさを感じる。
ここでアンパンを齧りたいとか、ブラックコーヒーを飲みたいとか。今は紅茶。
ボクは決して飽食をしていたわけではないが、いわゆるジャンクフードをかなり食べていた(朝からカップ麺とか)ので、まあ、自業自得ではある。
・・・・・
どうしても辛かったら、一週間に一度ぐらいは、
好きなものを食べる日を作るといいかもしれませんね、とは、栄養指導者の言葉である。
・・・・近いうちにその言葉に従う日が来るかもしれない。
ただ、ボクの思いでは
ハードルを下げるのはどうだろうか???
と。
まだ早いのでは・・・。せめて3か月は。