帯封に、「松本清張賞受賞」とある。また、国産航空サスペンスの最高峰 と。
新しく採用された国産の練習機(であると同時に新しい戦闘機が決まるまでのつなぎの役も果たせる戦闘機として開発されたTF-1)をめぐっての話である。
航空オタク向きかな、と思わないでもないが、ボクのような何も知らない者が読んでも面白い。著者は、実際に航空機の設計に携わっていたことのある人。
へ~。こんな小説が文庫になる時代なんだ、と思う。
面白かったので、第二作目の『リヴィジョンA』も読んでみようと思っている。
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人間は、どれほどの偉人でも、家庭内ではタダのお父さんであったりお母さんであったり、兄であったり妹であったり、屁もするし・・・尊敬されるとは限らない。今の時代、情報が多すぎて著名人は誰もが疑似的身内のようなところがあるから細かい粗が見えすぎる・・・。
同時代の歴史は書けない。少なくとも50年ぐらい経過しないと・・・という言葉を読んだことがある。時間的にも距離的にも、ある程度離れて、その人間の体臭が感じられない距離まで離れないと、評価は出来ないのかも知れない。また実際、関係者が消えるまで公開は出来ないだろうし。
公明党が与党になっているために、宗教には触れることが出来ないのかも知れないが、
・・・燻っているいろんな問題が表面化してきましたね。近頃は。
流れない水は腐るというけれど・・・。
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梅雨の戻りのような毎日です。凌ぎやすいが、さて、洗濯をどうするか。