なかなか面白い、一気に見た。と言っても、40分で48回ですから、1週間ほどかかりました。
日本のドラマはほとんど、最後のところで、‹フィクションで現実とは関係ありません›と言い訳をしているが、この中国のドラマは、最初に、〈事実を基にしたドラマである〉、と書いている。堂々としています。
これだけでも、興味深いですね。
覚せい剤密売組織と公安警察の戦い、と言ってしまえば簡単なのだが、その背景、とか、戦い方とか、血のつながりが、一族と親子という形で絡んできて、いろいろ考えさせられる。
現代中国の映画を見たことがなかったので、俳優の動作・仕草に最初違和感が大きく、慣れるのに少し時間が掛かった。
貧乏から抜け出すために、町をあげて覚せい剤の製造をする。それを摘発しようとするのだが、なかなか難しい。その鉄壁の守りを打ち砕いてゆくのだが・・・
南米の麻薬戦争がどんなものなのか、ある程度似ているのだろうなあ、などとも考えさせられる。
人口二万人の田舎町でも団結してしまうと、これほど強固な要塞のような守り。
南米のニュースは、警察が負けてしまった話(覚せい剤が合法化される)が多いけれど、組織の規模が違うのだろうね。
このドラマは、多くの犠牲を出しながらだが、覚せい剤製造拠点・販路を壊滅状態にすることに成功した話である。
国策映画かも知れない。
中国はイギリス人に痛めつけられて以来、麻薬とは長い戦いを強いられているのかな。
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今日は久々に暑かった。少しだけ、伸びすぎた草を刈った。雑草が余りにも多すぎて、抜くのは諦めた。とても追いつかない。それで、鎌で刈って胡麻化している。