『文明と戦争』再挑戦

決して読みやすい本ではない。今回も最後まで行けないかもしれない。

 

ボクは、決してホッブス主義ではないのだけれど、人類は国家を超えた『怪物リヴァイアサン』を必要としているし、飼いならさなければならないということには賛成である。

 

インターネットが、人類を滅ぼすかもしれない、と同時に、人類を救うかもしれない。

ともかく、ネタニヤフ首相を(戦争を止める方向へと)動かすのは、何だろうか。

アメリカが経済的援助・武器支援を止めれば、戦争は縮小する。

アメリカは、曲がりなりにも、民主主義国であるから、アメリカの世論だろうか。

アメリカが弱気になるのを待っている国は少なくない。

だから、強いという虚勢は止めるわけにはゆかないだろう。

ここで、停戦へと主導権を握るのは何処なのだろうか。

いままでは良きにつけ悪しきにつけアメリカだったのだが・・・

 

今回、ウクライナの戦いでも、イスラエルの戦いでも、小型核爆弾の使用ということが問題になっていた。核廃絶とは違う、コントロール下の核使用が可能だという問題が出てきている。戦争の縮小ではなく、拡大となれば、これは現実化する可能性が出てきた。

アメリカの実力があからさまになれば、危機は高まる。

もうアメリカにその実力がないことは世界に知れ渡っている。しかし、お飾りでも無くしてしまうと、危機は一挙に高まるから・・・・

 

そろそろ世論というものが、大きな力を持っているという事が

そして、世論というのはかなり危ういものだという事が問題になり、

本当の『リヴァイアサン』というものが構築されない限り、

世界はもうかなり危うい(しかしそういうものが構築できるのか?AIの助けを借りれば可能性はないわけではない??)という事が

あらためて注目されている?と思う。

 

今まで必要性の認識はあったのだが実現の可能性は低かった。それが、最近必要性が高まり、実現可能性も高まっているようにも見える。