どんな杖がいいのか

 

使って見なければ分からないだろう。

今は軽いほどいいが、だんだん耐荷重性が気になるに違いない。余り軽いものは不安かも知れない。

あれこれ思いながら、いろいろ見て、結局これにした。

値段は外したいのだが、方法が分からない。ボン+杖ではなく、ポン杖。

見ての通り、どんくさい感じだが、耐荷重が私の体重の2倍以上である。接地面のゴムは滑りにくそうである。

 

持ってみた感じでは、少し重い(380g)

 

・・・・・・

 

5年ほど前かな。アキレス腱を傷めてしまった時に、杖を買おうとしたことがあった。でもあの時は、傘をステッキ代わりにしているうちに、何とか歩けるようになったと記憶している。

 

今回は、回復するとしても、そろそろ杖の準備が必要になる、と思ったのである。

 

正直、杖を買うというのは、やはり心が少なからず波立つ。

後戻りはない、と思うから。それと同時に、

今回は、マッサージを始めようかと思い始めた。

たしか、白隠禅師の方法があると記憶しているのだが・・・もう忘れてしまった(たぶんネットで簡単に調べられると思うが)。

 

もう「なにかのために」は卒業だと書いたばかりなのに・・・・

しかし、もう少し車の運転を続けたい(少なくとも来年更新講習を受けるまでは)と思うので。

何処へ出かけるというわけではないのだが、

散歩もそうだが、もうできなくなるという事は、

そうとう寂しい。

これを克服していくのが課題だろうが、なかなか厳しい。

老人は、誰も何も言わないが、同じ課題に向き合っている。

中には目をそらしてしまう人もいるだろうが

ボクも正直、出来ることなら、忘れていたい・・・・

 

・・・禅というのは「いつも覚めている」ことの代名詞のようなところがあるから、そうもいかない。