適者生存

全文がコピー出来ればよかったのですが、方法が分からない。それで、最初の所だけ切り取ってのコピーとなってしまいました。

 

ガーは、一億年前から、姿をほとんど変えていないという。恐竜が滅びたのが、65,000,000年前と言われるので、それよりも更に35,000,000年程前から生きていたということである。

恐竜も一億年以上地上に君臨していたらしいが、恐竜は数千万年単位で次々姿を変えていたらしい。

 

ガーは、一億年も姿を変えないで、環境に適応している、という事なのである。

 

人間は、同じところに止まりたかったら、全力で走れ!と言われるほど、変化してきている。今の人類はアフリカを出たのが160,000年前と言われている。

7,000,000年前にサルと別れて、別の道を歩み始めたとも。

サルと別れた時からでも、ガーと比べれば、桁違いの激しい変化である。

 

人間ばっかり見ていたので、適応が変化を意味すると、勝手に思い込んでいたが、ガーやサメなどを考えると、そうとばかりは言えないようである。

 

人類は、どうやら、”変化”を選んできているようだ。

あと、100,000年も過ぎれば、ボクたちは原人類ということで、そのころの人間とは全く似ていないことになるのかも知れない。そのころでも、ガーはガーであろう。

 

人になってからの変化は、火を使うことで、夜も猛獣などに襲われる心配もなくなり、火を通した食べ物を食べるようになって、病気などからも守られるようになり、また長い夜を安心して過ごせるようになり、長い時間を、歌を歌ったりダンスをしたり、いろいろ考えたり工夫したりすることで過ごすことも可能になってきた。

新しいことを楽しむ。好奇心。思考力。集中力。そういうのが発達し、それが原動力になって、自我が芽生え、変異がどんどん進むようになってきたのかもしれない。

 

食いもののことだけで手一杯ということから解放され、敵の事を警戒するということからも解放され、有り余る時間に恵まれるようになったから、今の人間がある???

 

どうなんだろうね。

 

・・・・・・・・・

 

ボクのように、足の遅い人間は、もうちょっとゆっくり歩こうよ、と思うのだが・・・

・・・ガーのように変化のない(ガーの生活もそれなりに変化に満ちていると思うが)のにも耐えられそうにない・・・???