『史記』

史記列伝』を最後に読んだのは、2年ぐらい前である。『三国志』を読んでいて、また『史記』を読みたくなった。三国志は途中だが、中断である。

今回は『史記世家』を読もうかと思っている。といって手元にないので

その前に『史記を語る』(岩波新書 宮崎市定著)に目を通そうと思い立った。

 

これはちょっと古い本で、ボクは1979/6/3~6/6に読んだようである。45年前である。

まあ、45年ぶりに手に取っている。

あの頃は、読みながら線を引いたり、日付を入れたりしていた。いまは、線も引かないし、日付も入れない。

 

晋世家にある「三舎を避ける」;これを、宮崎先生は、最初の三日間は退却をつづけて、と読んでいる。p77

たしか、朝日文庫田中健二さんは、”50㌔ばかり後退しましょう”『史記一』p125

と書かれていた。

 

"舎”を一人は”日”と読み一人は”距離15キロほど”と読んでいる。

・・・荘子などを読んでいた時にも、先生によって随分読み方が違っていたことを思い出した。・・・おそらく他の先生のものも、また少しづつ違うのだろうなあ

今回、『列伝』を岩波文庫で読んだので、『世家』も岩波文庫で読もうと、古本を注文した。

 

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昨日、梅雨明けが発表された。ツクツクボウシの鳴き声を聞いた。まだアブラゼミもミンミンゼミも聞いていないのに、ツクツクボウシ!!!

例年だと、お盆明けだったように記憶する。

他にも発生していればいいが、彼一人だったら、2週間ぐらいの命と聞いているので、誰にも出会わないで、ずっと一人で、亡くなるという事なのかなあ