読書『ボスニア戦争とヨーロッパ』

まだ途中です。

私は新聞も読まずTVも持っていないので、ボスニア戦争のことも全くと言っていいほど知らない。が新聞の見出し程度のことはネット記事で読んだことがある。それで、この春、除籍図書を持ち帰ったわけである。読むときが来るかどうか分からないままに。

今回アフガニスタンのこと(これも見出しぐらいしか知らないが)があり、目を通して見ようという気になった。長い間争いの渦中にある地域の事だから、似ていることもあるだろうと思ったのである。

 

この本は1994年に出ている。もう25年ほど前のことになり、その後のバルカン半島のことは書かれていない、今はどうなっているのか。

 

最初に、≪この本を読む前に≫という前書きがあり、「この本はボスニアで凄惨な戦争が続いていた1994年二月、ドイツのフランクフルト大学の‹ボスニア救援プロジェクト›・・・・・などが協力して企画、開催した国際会議「ボスニアとヨーロッパー紛争の原点」で発表された論文や報告、討論を記録したものである」とある。

 

まあ、私などには字面を追うだけでも難しい。地名一つにしてもなじみがない。

 

ただ、多民族・多文化国家というものが、次の世界(日本を含めて)の標準になりそうだが・・・。国家が管理機能を失うと、民族主義が出てくる。身を守ろうとすると、そういうことになる。・・・要は、身近なところで敵と友の関係が出てくるのだろう。

ホッブズの考察した社会状態に近いかもしれない)

 

・・・長い間戦時体制のような中で機能していた平和が失われた(政府が管理能力を失う)時に何が起こるか、そういう中で普通の人はどういう考え方をするようになってゆくのか、などなど。

考えてもどうしようもない事だが・・・解体しつつある田舎の共同体の中で何が起こっているか、などというところまでわたしの考えは飛躍する。

 

・・・・・・

 

とにかく、私は纏めるということが下手である。考えは広がる一方で・・・纏めることが下手というより、その気がないのだろうと思う。

まだ途中だが、読書も途中だから、今回はここまで。