『言語が違えば世界も違って見えるわけ』(ハヤカワ文庫)

面白く読んでいます。まだ三分の一ほど進んだところです。

『言語』には英語を学び始めたころより興味があった。それで筑摩書房『言語生活』を読んだり、『言語と社会』(岩波新書)や『言葉と文化』(岩波新書)などに目を通したりしたが、いつの間にか忘れてしまっていた。それが再燃したのは、7,8年前にスペイン語学習で苦労したころからである。

この本も、そのころを思い出して手に取った。

話は少し脱線するが、ハヤカワ文庫には、ときどき、興味深い本が見つかる。

 

この本は、外国人が書いた本の翻訳だが、何となく以前読んだ『人類が知っていることすべての短い歴史』(新潮文庫上下)に雰囲気が似ている。すこし難しい内容を興味を持って読んでもらおうとすると、書き方が似てくるのかも知れない。

 

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本箱を眺めていたら、幾つかの、手に取っていない本が目に入った。

鳥取の市立図書館の「リサイクル市」で持ち帰った本である。

・・・「除籍図書」・・・図書館で購入して、年月を経た本、あるいはほとんど読まれなかった本のようである。

内容は、重いものが多い。『未来を失った社会』『ボスニア戦争とヨーロッパ』『最終解決 民族移動とヨーロッパのユダヤ人殺害』『いま哲学とは何か』・・・

『アジア読本 トルコ』(これは20年以上過ぎたからかも)などなど。

 

これらにも目を通さないと時間が無くなるかもしれない、と、ふと思った。