もう12月も中旬である

今住んでいる団地は、約50年前に分譲が開始された。歩いていると、更地にされ新しい建物が建てられたり、外装が修理されたりしているのが、めにつく。団地の外縁を歩いていると、どんどん新築も増えて分譲が続けられているのも分かる。

 

住人も、圧倒的に老人が多いが、若い人もちらほら目につく。内は父がなくなり代が変わったが、まだ最初から住んでいるという家も少なくない。孫であろうか、前の道路を子供が走り回ったり、近くの公園でボール遊びをしている子もかなり多い。

今日は、籠のようなものにどっさりと落ち葉を集めて運んでいる子を見かけた。何にするのか見ていたら、斜面にバラまいていた。どうやら、その籠のようなもので斜面を滑り降りようと考えたようだ。

雪の降った時など、よく滑っている子供を見かけたが、今年は雪はいつになるかわからないし、今日は20度ぐらいありそうな暖かい日である。滑るのにはもってこいのようである。

 

何か所かからチェンソーの音がしていた。庭木を切る音のようである。50年ともなるとかなり大きな木も増えてきている。今は正月準備をかねて庭木の剪定の時期なのであろう。庭木をバッサリ切ってしまっているのも見かけた。

 

年年歳歳花相似たり 歳々年々人同じからず。

秋も深まってくると、感傷的になってくる。

・・・・秋の景色も今年が見納めかな、と。