2019-01-01から1年間の記事一覧

こころ つづき

昨日は調子が悪かった。何もする気が起こらなかった。急に気温が上がり、気圧が変化したせいだろうか。 歳を取ると、落ち葉のようなものだから、ちょっとした風で、左へ右へと動き回る。 今日もまた、絶好調とはいいがたいが、ま、そこそこ、かもしれない。 …

こころ

華厳経に、『こころは巧みな絵師が、さまざまなモノを描き出すように、一切の世界の中に、法として造らないものはない。』という言葉がありますが、歳をとるにしたがって、こころというものを、思うようになってきました。 夏目漱石に『こころ』という作品が…

随分寒くなってきました

散歩していてもちょっと寒い。そうとう着込んでいるのだがまだ薄着なのかもしれない、それとも一挙に体重が3キロも落ちたせいか 山はそれなりに紅葉が進み、ところどころに赤い葉っぱが目に付く。 風に揺れてススキが靡いている。川面にはさざ波が立っている…

胆嚢摘出後の生活

急性胆嚢炎には、胆石によるものとそうでないものとがあるそうで、私の場合は 胆石によるものだった。現在、摘出した胆嚢は、がん化した細胞がないかどうかなど検査されている。胆石は、廃棄物なので、記念に頂いてきた。 胆石。大きいのが悪いことをすると…

全身麻酔から覚める

まず今の体調。快調である。昨日から、咳をしてもお腹にあまり響かなくなった。寝起きに腹筋に力が入っても痛みを感じなくなってきた。 さて。本題の、全身麻酔から覚める、だが;一言でいえば、《異次元の体験》である。 無間地獄(痛みが途切れることなく…

看護士

私が入院していたのは、10日間である。4人部屋であった。その間、ベッドが半日以上空いたままということは一度もなかった。大抵は、2時間以内に次の患者が入ってくる。相当目まぐるしい。十日間で10人ほど入れ変わったろうか。私の退院した時には、私の居た…

散歩途中の休憩

久しぶりに川べりを散歩した。身体がだるく、途中で路肩に腰を下ろして休憩した。 ほんの2、3分のつもりが、なかなか立ち上がれない。 昔見たドラマの中で、老人が、ロンドン辺りの公園のベンチに腰を下ろし、何時間も坐っている、というシーンがあったよう…

退院しました

書きたいことは山ほどあったのですが、手元にパソコンがないので、それは諦めました。そんな中で気づいたことは、書きたかったことは、3日後ぐらいには、どうでもいい、過去の思い出の一つになる、ということです。次々と新しい現在が、現れるからでしょうか…

即入院でした

なんの準備(物的・心的)もしていなかったので、面食らいましたが・・・・ ま。もう、まな板の上の鯉。お任せである。 その日のCTで入院が決定され、その夜に、MRI検査があった。 MRIでは面白いことがあった。約20分と言われたのだが、恐ろしいほど…

散歩をする元気が戻った

起きて坐っているのも難しかったのが、なんとかしばらくは座っていられるようになり、今日は、朝坐禅をし読経する元気も出てきた。 でも、読経中お腹が痛くなり、だんだん声が細くなり、中頃は蚊の鳴くような声であったが、でも、中断するのは面白くないので…

今朝は最低気温を更新したようだ

身体の痛みが消えるとこんなにも清々しいものだろうか 現代医学は大したものだと思う お腹の辺りに触れれば痛みがあるが、そうでなければ感じない 少量のおかゆだけを食べているのだが、食欲というものがない これが、違うと言えば違うところだ。 でも、最初…

自分のからだではないような・・・

あっちこっち、痛む、腰を伸ばして歩くこともうまくできない。 靴を履こうと身をかがめるのも一仕事だ。身を起こすのもゆっくりと。 ゆっくりゆっくり歩く。ちょっと歩くと疲れてしまう。 お腹が痛いので、背をかがめて歩くしかない。 なんてことだ。たった2…

昨日の夜、救急車を呼んだ。今年2回目である

入院して、もっと調べた方がいいですよ、と言われたのだが、今日は文化祭出品作品の搬出があり、人に頼むのも難しく、帰って自分でやることにした。 まあ、移動その他、ずいぶんしんどい事であった。 腹が膨れてきて、徐々に痛くなり、ま、私が弱虫なせいか…

思い

生きてきた過程で出会ったことは、すべて、記憶の奥底に仕舞い込まれている。それは確かかも知れない。・・・そして、それはその時々の思いと切り離せないような気がする。どんなに善いことをしても、修行しても、その古い記憶を消しゴムで消し去ることも、…

作品の展示

結構時間が掛かりましたが、終了。 もう少し字を大きくした方が良かった、小さくて見にくいとか、地図に印がつけてない(つけてあるのだが、年寄りには見えないようだ。私も自分のモノでなければ探すのに手間取るかもしれない・・・)とか、貼り終わって帰っ…

今日は

午前中会場準備、ごご作品搬入 午前中の会場準備は失礼することにしている。手伝いたいのは山々なのだが、迷惑をかけることを恐れるのである。 ま、しかたない。自分の事で精いっぱいということに、気持ちも慣れないと。 将棋のこと。この間の雑談で、Kさん…

パネルを見ながら

あれこれ 思い出したり、考えたり・・・ 今回のNさんのアドヴァイスだけではなく、ペルーで知り合った写真家のOさんの写真術(彼は大学で写真を教えている)の事など、思いだしながら、ボクは先のインド旅行の最中にどのようなことを感じ・考えていたのか…

依草附木の精霊

ま、早い話が幽霊である。生きているのか死んでいるのか分からないような生き方を叱る、言葉である。 禅では、五欲に振り回される生き方の息の根を止めて、死に切ったところから、再び生き返り、新たな生き方をする、ことを志向する。 簡単に言えば、≪世間に…

文化祭出品準備 2

どういう文章を添えるか、実際に書いてみると、いろいろ迷いが生じて、難しい。 旅行ガイドブックは、観光対象についての最低の情報を伝達しようとするものだろう。だから、そこに書いてあることは、だいたい、見る人に知ってもらいたい、最低限の情報のよう…

文化祭出品準備

会場までの往復は、徒歩で出来そうである。 出品するかどうか迷った第一の理由は、会場まで歩けるかどうかだった。往復1、5キロ。10月に入って、それは何とかなりそうな気がしはじめたので、応募した。締め切った後だったが、OKだった。 今では2キロぐらい…

展示用のパネル

11月2、3日の文化祭に出品する写真のパネルが出来上がった。 どういう文句を添えたらいいか・・・・将棋相手のKさんに相談することにした。 パネルを見てもらったら、東南アジアの何処かだと思うが・・・何処? という返事であった。 ・・・・私はお坊さん…

すこし補足説明

誰も見ないようなブログなので、補足はいらないようなものだが、自分のメモのつもりで。 伝統的な『碧巌録』の提唱というのは、印可されて師家だけに許されていました。そういう師家の提唱録を見てみると、南泉の働きは、生とか死とか二つに分かれる以前の、…

昨日のつづき

珍しい人が訪ねてきたと書きました。仮にNさんと書きます。 Nさんとは知り合って4年目です。つまりここに来てすぐに顔見知りになり、家も近くなので、出合った時には挨拶もします。しかし、立ち話以上の事はありませんでした。今回、ここ薬師堂の中に入り…

南泉 趙州に問う

先の話には続きがある。 【夕方外から帰ってきた趙州に 南泉和尚が昼の話をした。 それを聞いて、趙州は、草履を脱いで頭にのせて出て行ってしまった。 そのあとで、南泉は、昼にお前が居れば、猫は死ななくてよかったかもしれないなあ、と言った。】 という…

南泉 猫を斬る

これは、『碧巌録』100話の中では有名な方である。10話選べば必ずその中に入るぐらい、と思う。 和尚さんが猫を斬る、今だったらマスコミが放っておかない。南泉和尚さんは、坊さんを辞めるまで追い込まれそうである。当時も、口コミが駆け巡ったことでしょ…

ワインで乾杯

昨日、ワインが届いた。 早速、天皇陛下即位と姪の結婚を祝して、乾杯した。勿論一人である。 乾杯と書くと、その日の完敗が思い出されるが、それはそれでいいか サルー。ペルーでは乾杯は、サルーといったな。ワインはビノだった・・・チリ産の昨年取れたワ…

やはり

完敗。私の悪いところがストレートに出てしまった。 守りが整わないうちに、誘われるようにして攻撃してしまう。 勿論、体制を整える機会はやってこない。 懲りないんだんあ・・・頭が悪すぎる。 ここ一週間の間に二回ほど県立図書館まで出かけた。 今年の5…

久しぶりの散歩

散歩に出ても途中で引き返してきたりして、予定通り散歩したのは久しぶりである。 金木犀が終わりかけている。カモがやってきていた。たぶんカルガモだと思うが、よく知らない。4羽見かけた 例によって、帰りに駅前の店に寄った。店員さんがおばさんと長話…

困った 2

書くかどうか迷っている(よく知らないから)ようなことを書こう。 『碧巌録』を読んでいて、いろいろなことを思う中の一つに、真空妙有、空を悟ったうえでの働き、があるのだが・・・その先は? 社会の中でその人なりに精いっぱい働いた後で、活動領域を縮…

困った

書くことがない。書くことがないはずはないのだが、というのも一日24時間何かをしているのだから・・・・。 一応公開しているので、他人が読むことを想定している。そうすると、省略した方がいいことが一杯ある・・・。 とても答えなどないだろうようなこと…