ちょっと感想を。

8月。戦争関連というか政治にかんする本やYouTubeを見てきた。 いろいろあるなあ。本当に、いろんな人がいろんなことを言っている。 (YouTubeは、今現在世界の各地で起こっていることの情報が多いが、それだけではない) ・・・おそらくは、頭の中で整理す…

『大東亜戦争肯定論』読みました。

「解説」を書いている保坂正康氏は、最後に「今の私にとってもさまざまな意味で反面教師だとつぶやき続けるのである」と書いている。・・・ボクとは違うな そうとう古い本であるのに、今回廉価な古書がなかったということを考えても、あまり読まれていないの…

『大東亜戦争肯定論』林房雄著 2

500pの内370pほど読み進んだ。なかなか面白く、残りのpが少なくなってきて、ちょっと寂しい気もしている。 1945年日本の百年戦争が終わり、日本は休息に入った。これからは、中国が、植民地解放戦争の続きをやってくれるのではないかと、期待しているよう…

処暑   8/25 追記

暑さが凌ぎやすくなる時節という事であろうか 昨晩、微かな虫の鳴き声を聞いた。今朝力強い声を聴く。 都会のど真ん中は知らず、此処では、しばらく前から、すこし空気が変わってきていたのを感じていたが、虫が鳴くようになったのだなあ 「大東亜戦争肯定論…

『大東亜戦争肯定論』林房雄著 中公文庫 22日追加

中公文庫に入ったのは2014年11月。ボクが購入したのは新本で、2021年第4刷。 本作品は『中央公論』誌上に1963年から5年にかけて16回にわたり連載された。 今日届いたところで、まだ数十ページを読んだにすぎないが、なかなか面白い。 ・・・・・・・まだ読…

夜中に目覚めて

モノを考えるときに、一番根底に、個というものを想定するのか、そういうモノはすでに仮想されたものと考えるのか、案外大事なことなのかもしれない。 ボクたちは、どちらかというと、個を根底にあるものと勝手に思い込んでいる。 それは、考えるときに使う…

『日本の禍機』朝河貫一 講談社学術文庫

これは日露戦争直後、世界の中で危うい道を歩もうとする日本を憂いて、当時アメリカ・イェール大学教授だった朝河氏から日本に書き送られてきた書物のようだ。日本で発行されたのは、1909年。 日露戦争は1904年から1905年秋。 ボクはこの書で〈禍機〉という…

変化の兆し???

日本の戦後80年を思う時、恐竜の支配した2億年を思う。 哺乳類は、逼塞し、ネズミか猫ぐらいの大きさから大きくなることは出来なかったらしい。それが、2億年。 まあ。ネズミにはネズミの人生があり、日々の喜怒哀楽もある。これっぱかりも恐竜のことを…

『軍事分析入門』

2023年7月25日初版 報道1930の8月11日放送分(12日にブログで触れた)3人のコメンテーターが出ていたのだが、その中の一人が高橋杉雄氏であった。その折、3人の話を聞いていて、ボクは高橋氏の発言に注目した。その人の本が出ているということで昨日購入し…

YouTubeというのは

私の関心に従って、どんどん表示される動画が変わってしまうのだろうか それとも、一部分だけ変化するのか とにかく、しばらく伊藤貫さんの動画を見ていたら、同じような考えの人の動画がつぎつぎ表示されるようになった。 こんなにいろいろあったのか! こ…

報道1930 8月11日

【侵攻なければ人類文明の終り プーチン氏のバイブル(愛読書)”戦争論”からの脱却は 】 今朝YouTubeで見た。 国を超える、善悪の価値判断をする機関がない世界では、どうしても、政治の延長に戦争は出てくる・・・ アメリカとソ連、或いはアメリカ一国が、…

報道1930 8月9日

【廃絶は出来ないのか 核抑止論の是非】 先ほどYouTubeで見ていたのだが、なかなか見ごたえがありました。 自分たちの生きている間には「核廃絶は出来ないだろう」それまでの間は 核抑止論は有効なのではないか。とくに今回、ウクライナ侵攻で核の脅しが 有…

みたび国防について

8月7日の報道1930 『サウジアラビアがウクライナ和平に? 実利むき出しの外交』 ボクは先ほどYouTubeで見たのだが・・・世界は いよいよアメリカの一国支配を脱して、〈多極化してきている〉ようだ。 と感じさせられた。 もろに、国益優先を掲げて動く国が…

サギソウ のことなど

昨日(日曜日)、いつもよりすこし遅い時刻に散歩に出た。 公園に差し掛かると、沢山の車が駐車していて、入り口にテントが張ってある。数人同じプリントのシャツを着た人がたむろしている。 「何事か」と聞くと「サギソウの品評会」だという。 いつものよう…

再び国防について

ボクは勿論ずぶの素人である。 中国の歴史などをすこし齧ってきたので、彼らがリアリストであることは分かる。 つまり、力のあるなしが決定的であるということを知っている。そして、出来れば力は使いたくない。(伝家の宝刀は抜いてはいけない) アメリカは…

核武装

伊藤貫さんの議論をすべて理解したわけではないが、賛同するところは多い。 ただ、「核武装しなければ、中国の属国になる」という脅しについては、 日本は今も「アメリカの属国」なわけだから、「それは大変だ」と思うよりも、今と大した違いはない(立場は…

😥やれやれ

ちょっと息抜きが出来るかな。 夜になっても30℃、が続くというのは少ししんどい。 歳をとると、エアコンや扇風機をかけたまま寝るという事は難しい。 まあ。眠れなくても横になっていれば疲れは取れるだろうから、と思って横になっていると、知らぬ間に眠っ…

YouTube『討論 ウクライナが示す世界の行方』

これも、伊藤貫さんが出てるので見たのだが、すこし長い。3時間半ぐらい でも、面白い。 身びいきを止めて、冷静に眺めれば、確かにこういう事だろう。 非常に困った事態に陥ってしまっている。外野席からは、歯がゆいばかりであるが 弱肉強食を地で行けば…

YouTube『伊藤貫の真剣な雑談』

どういう切っ掛けで見ることになったのかな よく覚えてはいないのだが・・・ 1年半前、ウクライナが突然侵略されたときに、日本国内で、核武装論というのが浮上したことがあった。 「核の恫喝には、核保有で対抗するしかない!」「理不尽に一方的に侵略され…

サギ草 など

かなり咲き始めました 今日は33℃ぐらいあって少し暑いぐらいでしたが この花は実に涼しげである。 ・・・・・・・・ 涼しいと言えば:暑い盛りに草刈りをしていたおじさんが、ぶかぶか膨れた長袖でフード姿でしたので 「それでは暑いでしょう。大変ですね…

せみ

7/22「よみうり寸評」で《セミの羽化》に触れていた。筆者の主旨とはすこしズレるけれども、ボクが興味を持ったのは次のこと。 「羽化に成功するのは半数足らず」 え?!そんなに少ないのか? それで、ネット検索をして見たら、失敗が半数以上、60%という…

ヒグラシが鳴き始めました

セミの声がずいぶん賑やかになってきました。 梅雨明け宣言も出たし、夏本番。 身体も暑さに慣れてきたようです。 夏休みになったばかりなのに、痛ましい水の事故のニュースが続いています。 私も、小学校に入る前の年に、溺れかけたことがありました。 水を…

宗教

今、『インドと中近東』を読んでいて、宗教について考えると言うほど大げさなことではなく、心に浮かぶままに、あれこれと思う。 ボクが学んだ中で、いちばん考えさせられたのは、《般若(智慧)》という事でした。 般若の知恵というのは、握らないこと、思…

「セポイの反乱」

1857年のこと。翌1858年にはムガール帝国が滅びて、イギリスの植民地になる。 タージマハールの完成が1653年と言われる。金銀財宝を湯水のごとく消尽して20年以上もの時間をかけて、若くして死んだ妻の墓を作った(インド旅行の折、大理石に貴石をはめ込んだ…

映画『山猫は眠らない』 など

無料でみられる2・4・5・6・7・9の5作品。これは、天性のスナイパーの資質を持ち合わせている人の話である。 先ごろ読んだ『人殺しの心理学』を思い出した。 本の中に書かれていた、2パーセントの人というのはこんな感じなのかもしれない。ただ・・…

放下著 ほうげじゃく

仏教用語である。 ボクが、仏教用語に触れるのは、本当に久しぶりである。じつは この言葉が、ときどきチラつくようになってきている。 若い時には、葛藤の根源を断ち切る 意味の言葉の周りをウロウロした。 放下著も、そんな感じで理解していた。 アレキサ…

タージ・マハール

門を入ったところから アーグラー城からタージマハールを見る タージマハールはインド・ニューデリーから鉄道で2時間ほどの距離にあるアーグラーというところにある。 宮殿のように見えるけれども、お墓である。しかし、歩いてみても、とてもお墓とは思えな…

クトゥブ・ミーナール(クトゥブ塔)

インド・ニューデリー郊外にある。 インド最初のイスラム王朝が、征服をヒンズー教徒に知らしめるために建てたといわれる。高さは70mあまり。 塔の傍らのモスクの建設には、破壊したヒンズー寺院の石材などが建築材料として使われている。 実際に彫刻され…

ペルー・リマでのこと つづき3

売店・県人会などの出品 野口学校は、いろんな行事に積極的の参加していた。この、 日系人の集まる”reunion祭”というのにも、かなり積極的であった。 何時ごろから準備しているのか、分からないが、相当前から準備をしている筈だ。当日は、弁当や焼きそばを…