2020-01-01から1年間の記事一覧

本のリサイクル市

今日は散歩の途中買い物をするつもりはないし、気温の具合も歩きやすそうなので、図書館に立ち寄ることにした・・・そこで、リサイクル市にぶつかることは予想していなかった。 沢山本が並べてあるのに、見ている人は一人だけなので、私もゆっくり見させても…

最初に反省

昨日はちょっと大人げなかったかもしれません。 『侵略者が何を言うか』というような、自分が「侵略される側」のような、感情が沸き起こってしまった。・・・侵略される側は・・・たまらない。 「トルデシジャス」もそうだ。侵略側が勝手に領分を分け取りす…

『大衆の反逆』投げ出し

半分以上読んで投げ出すのも面白くないのですが・・・ちょっと耐え難い。 悪臭ぷんぷん。鼻持ちならない。細かいことは省略。放下すに限る。 書かれている内容には、考えさせられるところも少なくないのですが、ね。(だからここまでついてきたのですが) ・…

雑感

『プルードン・セレクション』(平凡社ライブラリー) やはり、予感していた通り、ほとんど理解できない。 ときどき少しだけ分かったような文句に出会う。 【ルソーは、社会契約が規定し規制するように要求されている数多くの関係のうちで、政治的関係だけし…

この前”岩井半次郎氏”のことに触れました

そしたら、今朝彼からメールを頂きました。嬉しいです。 実は、彼は今年日本に来る予定があると言っていたので、会えるのを楽しみにしていたのですが、新型コロナ騒ぎが始まってしまい・・・ どうしているかと心配はしていても、何もできないので・・・何も…

『フランス2月革命の日々』

トクヴィル回想録 岩波文庫 何年前に読んだのか・・・久しぶりに手に取った。 シュティフターが、フランス2月革命の影響でドイツで起こった3月革命に、最初は期待するところがあったが、やがて自由の濫用とも思える事態に失望し・・・デモクラシィーからアリ…

『ヨーロッパ中世』一応読了ということで

内容豊富で、概観は止めた方がいいような・・・ 『ヴィティコー』を読んで感じた疑問は全て氷解とまでは言えませんが、だいたい納得しました。シュティフターが、小説を書いているのではなく、歴史(物語)を書いていると言っているのも、まあ納得です。 例…

接心でした

8月はお休みにしたので2か月ぶり。最初の1時間ぐらいはじっとしていることに体がなじまず、坐りにくかった。暑さそのものには身体が慣れているようで・・・歩きたいとか横になりたいとかという思いはすぐに消えた。 本の事は、もう少しで読み終わるので、読…

少し面白くなってきました

今195ページ辺りを読んでいるのですが、 トマス・アクィナスについて、【1274年に彼が死ぬと弟子たちは先生の遺体から頭を切り離し、グツグツと煮込んでしまった。遺体を聖遺物として分け取りするためである。】 ・・・・ インディ・ジョーンズに、よく聖遺…

『ヨーロッパ中世』

数年前、ギボン『ローマ帝国衰亡史』に挑戦したことがある。あのとき、半分ぐらい(第7巻)で状況が理解できなくなり、読むのを諦めたのであった。 それで、もう少し易しい教科書を、ということで、世界の歴史9『ヨーロッパ中世』の古本を購入した。・・・…

ヒトと話したくないので電話のスイッチを

切っておいたら・・・(ちょうど電池もなくなりかけていたし、まず電話がかかってくることもないし・・・) 何かあった時には後を頼むと言ってある、私の孫弟子が、夕方やってきた。 お寺の事で聞きたいことがあるから、というのでしばらく話していたのだが…

稲刈りが始まりました

風はそうとう強い。いろんなものが宙を舞い、目にゴミが入りそう。 でも、二つ続けて来るとなると、無理しても刈ってしまうということであろうか。 例年9月に入ってすぐに刈るところではある。 散歩していて、気温は高そうだが、汗はあまり気にならない。 昨…

昨日書いた

「虚無の浸潤」という言葉だが、こんな言葉は自分でも使い慣れていない。ただ、イメージがピッタリのように感じたのである。 何回か読んだことのある「ソクラテスの死」 彼は、毒ニンジンから作られた毒薬を飲んで死ぬわけだが、書かれてある記述によると、…

思うままに

今回に限らないのだが、その作品について考えると同時に、いろんなことを漠然と思う。まあ、当たり前の事だろう ただ、だんだん、違ってきているかな、と感じることもある。 たとえは、昨日までは知っていると思ったことが、実は知らなかったというか、浅か…

『ヴィティコー』 4

読みました。暑すぎて、なかなか進みませんでしたね 最後は、神聖ローマ皇帝とともに、ミラノを攻め、屈服させ・・・ヴィティコーは功を立て更に領土を広げる。子供も成長し、城を建てることになった、というところで幕。 このような誠実で力のある者の元に…

『ヴィティコー』  3

第三巻の三分の一ぐらい。主人公が領主となり、城を築き妻を迎える、ことになった。 これは、19世紀のカオス状態にNOといった作者が、カオスを回避するようにして生まれたキリスト教的社会(秩序ある社会)を 未来に(も)見ていたということなのだろうか ボ…

 『ヴィティコー』 2

第二巻の中ほどまで読み進みました。全体のちょうど中間点ぐらいのところです。いくつかの事が分かってきました。 神様の力が弱まって、人間が中心になってくると、正義とか善とかよりも、欲望のほうが価値が出てくる。欲望実現の手段も当然ながら価値がある…

『ヴィティコー』

シュティフター最晩年の作品。騎士ヴィティコーを中心に、話は展開する。登場人物は600人余りとか・・・ ドイツ語圏以外では、この邦訳が初めての翻訳本であるという。シュティフターがマイナーな作家であるということなのだろうが・・・日本ではシュティフ…

ブログ1年になります・・・

去年の今頃の事を思い出しています。といっても、あまり多くは思い出せない。 ・・・寂しいですね。たった1年前の事ですのに。 去年は7月ごろに、アキレス腱を傷めてしまった。10月下旬ごろに外国旅行(一人旅)を計画していて、身体作りのつもりで、散歩も…

イナゴが

日本でも大発生しつつあるのかな 散歩中、目の前に、イナゴが飛び出すことが多い。 たしかに、稲穂が一部黄色の色づき始め、そういう時期ではあるが、それにしても いままでもこんなにイナゴが多かったかな。わたしのみているのは、勿論あの外国でニュースに…

あんまり暑いので

疲れてしまい、本ではなく、ついビデオを見てしまう 若い時に横溝正史さんの本をたくさん読んだことがあるので、石坂浩二主演の金田一耕助シリーズを何作か見た。概して面白かった。 ・・・だいたい犯人に自殺されてしまい。逮捕出来ない。主役が、探偵であ…

『花崗岩』

『石さまざま』の初めにある話です。 なかなかいい話で、私は好きですね。・・・ただ、ヒトによっては、ながながと続く昔ばなしの語り口がまだるっこしいかもしれません。 お母さんに叱られて落ち込んでいる孫を慰める話です。 おじいさんが、一緒に歩きなが…

『鳥脳力』小さな脳に秘められた驚異の能力 など

第一章 鳥・・・絶滅しなかった恐竜 つまりは、恐竜は絶滅しなかったのである。なぜならば うんぬん こんな書き出しの本である。面白そうなので借りてきた。まだ読み始めたばかりだが、全部を理解するのは無理のようだ。聞きなれない言葉が多い。だが、大体…

シュティフター『男やもめ』

岩波文庫 復刻版、これは2005年、シュティフター生誕200年を記念しての復刻でしょう。旧漢字仮名遣いそのままで、すこし読みにくいかも。初版は1940年。 この『男やもめ』は、1845年、シュティフター40歳の時の作品です。 『晩夏』は1857年の作品。この間に…

しぶ

しぶと言っても柿渋のことではない。仏前に供える植物である。春先にちいさな黄色い花をつけるが、今は花の時期ではない。 今はお盆の時期で、墓参りの時に持ってゆくのがこの「しぶ」である。地域によっては「しきみ」ともいう。・・・今日明日墓参りする人…

『晩夏』 最終回

読んだ人は少ないと思うので、あらすじを書くべきかどうか、迷いましたが・・・結局面倒くさがりの本性が出ました。 この本は・・・途中で投げ出してしまう人が多いということですが、そこを乗り越えて、最後まで読むと、疑問が多く残り、いろいろ考えてしま…

『晩夏』読みました

読後、といわず、読んでいる最中から、一杯??? クエスチョンマークが躍っています。 ・・・ ・・・宗教書のようなかんじです。確かに、一種の宗教書なのではないかと。 下巻の最後に、訳した方の解説がありますが、とても参考になりました。 忘れられてい…

散歩どうしようか

大いに迷う。35℃を越えている。すこし風があるので、大丈夫と思うが、無理はしないでおこうか 近くの図書館へ本を返しにゆくのも車を使うことにした・・・やけに多くの車が駐車していると思ったら・・・グランドゴルフの人たちである。 何時からやっているの…

『晩夏』の読書 など

第三部(下巻)に入った。 ぼくたちは、こうある、ということに慣れているのだが、シュティフターは、こうあるべき、というところを描こうとしている、ようだ。 ・・・こうあるべきだと思いながら、重力に押しつぶされるようにして地を這うような、人々の姿…

図書館

久しぶりに、図書館に行った。一か月ぶり。図書返却。 入り口で、銃のような形のものを額に向けられて・・・体温測定。そして、手のアルコール消毒。 何時からですか? 8月に入ってから、と。ちょうど感染者が増えてきた頃のようだ。 一海さんの本と石の本と…